英語の勉強も!無料読み聞かせも!ママの口コミ人気「おすすめ絵本アプリ」4選

「絵本は昔ながらの紙がいい」、そう考える親御さんも少なくないと思います。そうはいっても「スマホ」が普及している現代。子どもは「スマホ」に慣れっこで、発達した子になると勝手に親のスマホに手を伸ばし、画面ロックのパスワードまで解除して、一人でYouTubeの動画などを見ているケースもあるはずです……。

しかし、YouTubeなどの動画再生サイトには、お世辞にもクオリティーが高いとは言えない動画も含まれています。子どもへの影響が心配な動画を勝手に見られるくらいなら、あるいは「子守」代わりにあえて見せるくらいなら、絵本の読み聞かせアプリを利用して、プロの作家が作った豊かな物語世界を体験させた方がいいという考えも、きっと成り立ちますよね。

そこで今回は、「スマホ」やタブレットで利用できる絵本アプリについてまとめました。

読み聞かせもできる「スマホ」の絵本アプリって、そもそもどんなサービス?

そもそも「スマホ」で読み聞かせができる絵本アプリとは、一般的にどのような機能があるのでしょうか? 「スマホ」で読む絵本アプリと聞くだけで、「ブルーライトの影響が心配」、「自分の声で読み聞かせる絵本が一番」、「子育てにスマホはNGでしょ」とアレルギー反応を示す人も、きっと居るはずです。

もちろん子育て中の筆者も同意できる部分がありますが、そうはいってもスマホを使った絵本のメリットも確実にあるはず。実際に利用しているパパ・ママからも、かなり前向きなコメントが各アプリのレビュー欄に書き込まれています。総務省によると、もはやスマートホンは2016年の段階で7割を超す世帯に普及していると言いますから、せっかく手元にある「スマホ」、何か子育てにメリットがあるのならば、使わない手はありませんよね。

絵本アプリの基本的な機能は?

絵本アプリはどれも、ダウンロードに関しては無料です。手始めに「スマホ」やタブレットにアプリをダウンロードすると、どのよう機能が活用できるようになるのでしょうか。基本的には、

・たくさんのストックから絵本を選んで(購入して)読める

・画面をタップしたり、スワイプしたりしながら絵本を楽しめる

・動画再生のように、自動で(あるいは子どもでもできる簡単な操作で)ページが進み、プロのナレーターが読み聞かせをしてくれる

といった機能が用意されています。「ナレーションよりも、親の声が一番でしょう?」と感じる方も大勢居るはずですが、音声をオフにすれば紙の絵本と同じく親本人が読んで聞かせてあげられます。時に親の声で読み聞かせ、時に子守代わりに読み聞かせ機能も利用できると考えると、便利なツールだと言えそうですよね。

紙の絵本にない絵本アプリの魅力は?

とはいえ、紙媒体の絵本が充実している世の中で、わざわざ「スマホ」の絵本アプリで子どもに絵本を読ませるメリットは、何なのでしょうか? 

場合によってはブルーライトのデメリットがありますし、子どもが間違って床に落下させれば「スマホ」の場合は絵本と違って破損する恐れもあります。「スマホ」の電源が確保できないような環境では、紙の絵本と違って、起動もできません。紙の絵本と違って、紙の手触りも、においも、温かみもありません。

そう考えると、やはり紙の絵本の方が良さそうに感じますが、一方で絵本アプリにも、当然メリットがあります。実際に人気アプリのレビュー欄に寄せられたコメントに目を通すと、

・トータルで、コストが安く済む

・本棚のスペースが要らない

・絵本を買いに出かける手間、配達を待つ時間が必要がない

といったメリットを感じているパパ・ママが大勢居ると分かります。なるほど絵本アプリは有料のサービスも少なくありませんが、紙の絵本を買い与えるコストの方が、はるかに大きいです。どれだけ本をダウンロードしても、紙の絵本と違って絵本棚がいっぱいになる心配もありません。

「お金が問題なら、図書館で借りれば?」という意見もあると思いますし、確かにその通りで筆者もたくさん図書館で借りていますが、図書館まで出向く時間も、忙しいパパ・ママからすれば、考慮しなければいけないポイントですよね。

「古本をネットで買えばいい」という話もあるかもしれません。しかし、配達まで時間が掛かりますし、本棚のスペースはどんどん膨らんでいきます。買ったはいいものの、結局子どもが気に入らずに、すぐに飽きてしまうような作品もあるはずです。そう考えると絵本アプリで一通りの絵本に親しませ、子どもが好きで好きでやまない作品を、紙で購入するといった考え方もありかもしれませんね。

 

絵本アプリの利用料金はどれくらい?

先ほど絵本アプリは有料のサービスが多いと述べましたが、実際の利用料金はどの程度なのでしょうか? アプリのダウンロード自体はもちろん無料ですが、

・定額の購読料を払うと、ストックの絵本が見放題になる

・1作1作の絵本を購入して、購入した絵本を自由に楽しむ

というアプリが一般的です。定額の購読料はアプリによってもちろん異なりますが、総じて数百円程度。1作1作絵本を購入するタイプの絵本アプリの場合は、絵本の知名度、人気度に合わせて作品の価格が前後します。それでも一般的には300円などで購入が可能です。

1日に限定した本数以内であれば、お試し期間を過ぎても無料で絵本を楽しめるアプリもあります。紙媒体の絵本を新品で購入し続けるよりもはるかに安くなりますから、金銭的にはやはり大きなメリットがあると考えて良さそうです。

ブルーライトをカットできる絵本アプリもある

これだけ絵本アプリのメリットを並べても、「やはりブルーライトの影響が心配だ」というパパ・ママも居るはずです。確かに総務省のホームページ上にもブルーライトが与える悪影響が指摘されており、

<スマホからは様々な色の光が出ているのですが、中でもブルーライトはエネルギーが強く、長時間浴びていると、目が傷つく可能性もあります>(総務省のホームページより引用)

とあります。「わざわざ目の負担が大きいスマホで子どもに絵本を読む必要はあるの?」という意見もあるはず。しかし絵本アプリの中には、ブルーライトをボタン1つでカットして画面を表示させる機能を持ったアプリもありますから、上手にアプリを選択すれば、それほど心配しなくてもいいのかもしれませんね。

子どもの読み過ぎを防止する機能を持った絵本アプリも

「スマホ」の問題点は、ブルーライトだけではありません。一般的に子どもの注意関心を強く引き付ける動画は、子どもにまばたきを忘れさせます。見過ぎていると涙の量が減り、目が乾いて目が傷つきやすくなるとも言われています。上述した総務省のホームページにも、

<スマホに夢中になるとまばたきの回数が減ってしまうことがあります>(総務省のホームページより引用)

と書かれています。親からすれば「読み聞かせにスマホを与えてしまえば、それこそ子どもはいつまでも見てしまうのでは?」と感じるかもしれんません。しかしこの問題についても、よく考えられていて、絵本アプリの中には読み過ぎを防止し、設定した時間が経過すれば勝手にオフになるアプリも存在します。子どもの見過ぎが心配な場合は、この手の機能を利用すればいいかもしれません。

子どもの誤動作を防ぐ機能も絵本アプリは充実している

親の「スマホ」、タブレットを渡すとなると、誤動作も心配です。勝手に通話機能を立ち上げてしまったり、触ってはいけない広告をタップしてしまったり、大事なデータを消してしまったり……。子どもに「スマホ」を預けっぱなしは、やっぱり怖いと感じる親御さんも居るかと思います。

その点についても、絵本アプリはよく設計されています。例えばアプリ内の重要なページに移動する前に、画面に「左に2回、スワイプしてください」といった指示が出て、その通りに動かさないとページの移動ができなくなるといった感じ。子どもからすれば文字が読めませんし、同じ方向に2回、スワイプしなければいけませんので、子どもが偶然左にスワイプしても、1回だけでは何も起こりません。

「スマホ」のホームボタンを押されたら、さすがに意味がありませんが、アプリ内で誤動作が生じる心配はないと考えて問題なさそうです。

 

おすすめの絵本アプリTOP3は?

では、ここまで絵本アプリのメリットを考えてきましたが、実際にはどの絵本アプリが人気なのでしょうか。試しにApp Storeにアクセスし、絵本と検索してから人気順に並べ直すと、便利な機能として人気のアプリがざっと出てきます。その中から筆者が実際に使ってみて、「これは便利」だと魅力的に感じた幾つかの大人気アプリをピックアップしてみました。

〇歌や知育アニメなどストック数が1,500本以上ある『じゃじゃじゃじゃん』

ストックの多彩さ、作品のクオリティで考えたら筆頭に挙げられるアプリが、『おやこであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』になります。同アプリには絵本コンテンツに特化した姉妹アプリ『えほんであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』もあるため、『じゃじゃじゃじゃん』の方は厳密に言うと純粋な絵本アプリではないのですが、童話を中心としたお話のコンテンツももちろんあり、歌のアニメ、知育動画、知育プログラムなど、子どもの学びに効果的なコンテンツが豊富にそろっています。

おはなし『ブレーメンのおんがくたい』

童話に関しては『3びきのこぶた』、『マッチうりの少女』など誰でも知っているお話から、知育動画などでは『きかんしゃトーマス』、『おかあさんといっしょ』、『ミッフィーのぼうけん』、『うさぎのモフィ』などEテレでもおなじみのコンテンツまで楽しめます。

うた『おばけなんてうそさ』

料金は100回視聴で120円。シリーズ毎の見放題プランが月々120~480円、全作品の見放題プランが月960円といった料金になっています。

「子供が興味を持ちそうなコンテンツが豊富」

「色々な動画が視聴できて子供も楽しそう」

などのコメントも多く、執筆時点でApp Storeのレビュー数は247、評価は4.2ポイントと高評価です。他の絵本アプリと異なり、一度再生したら最後まで動画のようにお話が進んでいきますので、完全に読み聞かせアイテムとして親としては子どもに与えられる便利さがあります。

さらに一度ダウンロードした作品をオフラインで使用してみると、問題なく作動しました。普段はWi-Fiで利用している「スマホ」や「タブレット」を家族旅行の移動中などに見せたい場合も、便利ですね。

おやこであそぼ! じゃじゃじゃじゃん –  フォーリー株式会社

☆4.5の人気の絵本アプリ『PIBO』

(エバーセンス提供)

App Storeにアクセスし、絵本と検索してから人気順に並べ直すと、『PIBO』というアプリが人気で評価も高く、絶賛のレビューが多く見受けられるとも分かります。執筆時点で325件のレビューがあり、平均評価は5つ星中の4.5星。ほぼパーフェクトに近いですよね。

実際のコメントと呼んでみても、

「これを見ないと寝てくれません」

「いつも(子どもが)楽しそうに見てます」

「いろいろな本が読めます。助かります」

といった前向きな評価が多数を占めていました。『PIBO』は、遠隔医療相談サービス「キッズドクター」なども運営する株式会社エバーセンスのアプリ。360冊以上のストックの中から、年齢別に適した絵本が絞り込める機能があります。気になった絵本の表紙のイラストをタップすると、絵本についての簡単な解説、例えば対象年齢、見どころ、読み聞かせの狙いなどが表示されます。

読み進め方としては、紙の絵本をめくるようにスマホやタブレットの画面をスワイプするだけ。音声機能をオンにすれば、勝手にプロのナレーターが文字を読んでくれますので、親が読まなくても子守代わりのツールになってくれます。

(エバーセンス提供)

また、「おきにいり」欄があり、この中に入った絵本はオフラインの環境下でも読めるようになっています(おきにいり機能はダウンロード後の最初の1週間、または有料会員のみが利用可能)。普段はWi-Fi接続ができる環境下でしか使っていないような「スマホ」でも、オンライン下で子どもが好きな作品を「おきにいり」登録をしておけば、お出かけのときの車の中などで、子どもに楽しませてあげられます。

『PIBO』の料金システムとしては、常時更新の360冊を超える絵本ストックを、1日3回までなら無料で楽しめます。1日にそれ以上の絵本を楽しみたい場合、月額480円を支払えば読み放題会員になれます。最初の1週間であれば何作でも無料で利用できますので、最初に試してみたいアプリと言えそうですね。

PIBO – エバーセンス

〇無料で試せるおすすめ絵本アプリ『森のえほん館』

株式会社アイフリーク モバイル提供

他には『森のえほん館』も人気だと分かります。5周年を迎えた実績のあるアプリで、450冊以上とたくさんの音声つき絵本が、毎週更新されながらストックされています。

一覧の中から気になる表紙のイラストをクリックすると、ページ数、目安読了時間、絵本の内容、読まれた回数、評価、適した年齢などの情報が出てきます。

実際に読む場面においても、「こどもモード」、「パパ・ママよんでモード」、「朗読モード」など各種の設定があり、「こどもモード」では操作がシンプルになって、子ども一人でも簡単に絵本を楽しめます。

株式会社アイフリークモバイル提供

「パパ・ママよんでモード」では、音声がオフになり、親の読み聞かせが字幕に合わせて行えるようになっています。さらに「朗読モード」では、画面の表示が消えプロの劇団員の音声だけが再生される仕組みになっていますので、寝室の部屋を消した後の眠るまでの時間に子守歌代わりになってくれます。

「本屋で買う買わないの押し問答に力を使っていたのですが、森のえほん館を使い始めてからは、好きなだけ読ませられています」

「普通の絵本を買うより安くたくさん読めるので、家計も大助かりです」(どちらも森のえほん館のホームページより引用)

などと経済的なメリットを感じている保護者も少なくない様子。『森のえほん館』は360円で読み放題になる定期購読料が必要ですが、こちらも無料で利用できる期間が7日間ありますので、とりあえずダウンロードして、子どもに見せて反応を確かめてみるといいかもしれませんね。

森のえほん館 – アイフリーク モバイル

英語の勉強にもなる!英語の絵本が読めるアプリは?

グローバル化がますます進む現代。わが子には幼児のころから英語に親しませたいと、多くの親が考えているはずです。絵本を読ませるときに、英語の本を読み聞かせて、物語だけでなく英語にも触れさせられれば、一石二鳥ですよね。

〇『じゃじゃじゃじゃん』は英語版もある

先ほど紹介した『おやこであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』には、英語で有名な童話を楽しめるコンテンツもあります。また、同アプリはお話だけでなく英語の歌も収録されています。歌の場合は、画面上にタンバリンやカスタネットのアイコンが現れ、タップすると音が鳴るようになっています。

姉妹アプリの『えほんであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』に関して言えば、全てのお話と歌が英語になっている『【英語版】えほんであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』もあります。聞き取りやすく奇麗でくせのない英語がナレーションとして吹き込まれており、字幕も大きく出ていますので、パパ・ママの勉強にもなるはず。

おやこであそぼ! じゃじゃじゃじゃん』の料金は、上述した通り、100回視聴で120円、シリーズ毎の見放題プランが月々120~480円、全作品の見放題プランが月960円になります。お話だけに特化した『【英語版】えほんであそぼ じゃじゃじゃん』に関して言えば、1作ごとに購入するパターンで、例えば『The North Wind & The Sun(邦題:北風と太陽)』は120円となっています。

こちらも一度ダウンロードすれば、オフラインの環境下でも使えますから、旅行の移動中に読み聞かせたい場合は便利ですよね。

 

〇英語の学習に最適!絵本読み聞かせアプリ『学研のえほんやさん』

(学研プラス提供)

App Storeで「英語 絵本」などと入力して調べてみると、『学研のえほんやさん』も人気で評価も高く、多くのコメントが集まっていると分かります。

同アプリには(執筆時点で)1歳向けの絵本が4作品、2歳からが16作品、3歳からが15作品、4歳からが20作品、世界の名作が14作品、乗り物のお話が7作品、食べ物のお話が7作品などと、各カテゴリーに有名な絵本がそろっており、そのほとんど全てが二カ国語対応になっています。

例えば『さるとかに』『いっすんぼうし』『かちかちやま』『ありときりぎりす』『おおきなかぶ』などのクラシックな作品の英語版を、簡単な切り替え操作で楽しめるようになっています。もちろん、ナレーションはネイティブスピーカーが務めています。

「英語で読み聞かせてあげたいけど、自分は英語ができない……」と、英語の絵本の読み聞かせに二の足を踏んでいる親御さんにとっても、便利な機能ですよね。

(学研プラス提供)

上述した『【英語版】えほんであそぼ じゃじゃじゃん』と同じで、1冊1冊を300円などで購入してダウンロードするスタイルになりますが、購入した本は問い合わせてみるとオフラインの環境下でも楽しめるとの話ですので、車中などお出かけ中に英語の絵本を読み聞かせてたい場面でも、便利です。

学研のえほんやさん – 学研

以上、人気の絵本アプリ、さらには英語まで学べる絵本アプリについてまとめましたが、いかがでしたか? 「スマホ」がこれだけ普及した現代。特に英語の読み聞かせなどは英語の達者なパパ・ママしかできなかった話ですから、「スマホ」のいい面を最大限に生かして、子どもに深くて広い物語の世界を大いに楽しませてあげたいですね。

(文・坂本正敬)

 

【参考】

第2部 基本データと政策動向 – 総務省

「読み聞かせ」中の母子の脳活動:fMIRSによる計測 Cortical activations of mother and child during reading to child -Yomikikase- : a fNIRS study – CiNii

絵本アプリ「PIBO(ピーボ)」、好きな絵本を1日3回まで無料で楽しめるようにリニューアル! – PR TIMES

コラムVol.39 使いすぎに注意!スマホの使用による健康への影響 – 総務省

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