寝かしつけタイムにおすすめの絵本は? 絵本のプロが選んだ5冊

寝かしつけに役立つ絵本は? 子供が本当に寝てくれる絵本ってあるの?

子育て中、一日の最後に待ちかまえている寝かしつけ。あらゆる方法で寝かしつけをしても、なかなか寝てくれないお子さんも多いのではないでしょうか。絵本を読んで寝かしつけをしようとしても、ベットから飛び出しておもちゃで遊び始めたり、逆に疲れきったママの方が先にウトウトしたり……。毎晩訪れる寝かしつけでは、少しでも早く子供に寝てほしいと思うものです。

本当に寝てくれるかどうか、もちろん個人差はありますが、子供が眠った後も夢の中でストーリーの続きをみてもらいたいと思える絵本や、思わず眠くなってしまうような内容の絵本など、『この本読んで!』編集部おすすめの、寝かしつけのときに読みたい絵本5冊を紹介します。

 

想像の世界が広がるストーリーの続きは夢の中で!

『こくばんくまさん つきへいく』

作/マーサ・アレクサンダー

訳/風木一人

1,300円(ほるぷ出版)

眠る前、パパに宇宙の絵本を読んでもらったアンソニー。「ぼく、月に行ってみたい!」。でもパパは宇宙船の作り方を知りません。その様子を見ていたのは、黒板に描かれていたクマ。アンソニーが眠りにつくと、黒板から抜け出して、宇宙船を作り始めました。迷子にならないように方位磁石、寒くないようにあったかい服と手袋と寝袋と、いろいろたくさん持って準備万端。「あれ? ぼくの乗るところがなくなっちゃった」と、アンソニー。クマはひとりで宇宙へ行けたのでしょうか。

文章が少なく、物静かなストーリーで、朝が来るのが楽しみになるようなエンディングです。

 

ほっこりした内容に安心感が生まれます。

『しきぶとんさん かけぶとんさん まくらさん』

作・絵/高野文子

900円(福音館書店)

さあ、寝る時間です。朝までよろしくお願いします。あれこれいろいろ頼みます。「まかせろ まかせろ おれにまかせろ」と、頼もしいお返事をくれる、しきぶとんさん、かけぶとんさん、まくらさん。おねしょだって、悪い夢だって、昼間転んですりむいた傷だって、大丈夫。みんなで男の子が眠るのを、見守ってくれています。

寝具にあいさつしていくと、心も体も眠る準備が整って、きっと安心して眠りにつけることでしょう。

 

魔法をかけられたベッドで夢の中でも旅を続けられるかな?

『旅するベッド』

作/ジョン・バーニンガム

訳/長田 弘

1,600円(ほるぷ出版)

ベッドは眠るところ? いえいえ、それだけではありません。ジョージーの新しいベッドは、古物屋で見つけた古いベッド。どこへでも自由に旅のできる、ふしぎなベッドなんだとお店の人が教えてくれました。魔法の言葉を唱えて眠ると、妖精のいる野原、迷子のトラのいるジャングルへと飛んでいきます。ジョージーが夜の間どこに旅したかは、家族にも内緒です。

おやすみ前に読んであげたら、「眠たくない! まだ遊ぶ!」と言っていた子も、ベッドに入りたくなるかも。

 

ピートと一緒におやすみなさい

『ねこのピート だいすきなおやすみえほん』

作/キムバリー・ディーン、ジェームス・ディーン

訳/大友 剛

文字画/長谷川義史

1,300円(ひさかたチャイルド)

子どもは眠る間も惜しんで遊びたい! ピートたちもそうみたい。たっぷり遊んだからもう眠ろうと、みんなベッドに入りますが、どこからか音が聞こえてきます。「ケロケロパッチン! ケロパッチン!」。ようやく静かになったと思ったら、お次は「ラッタカタンタン!トンタンタン!」。なかなか眠らないので、ピートは絵本を読むことにしました。さあ、みんなこれで眠れるかな?

とことん遊び疲れたら、やっぱりまぶたが重くなってきますよね。

 

読んでいくうちに深い眠りに吸い込まれていきそうな一冊

『ねむたいひとたち』

作/M.B.ゴフスタイン

訳/谷川俊太郎

800円(あすなろ書房)

いつでも眠い、ねむりこびとの一家は、あくびをして、のびをして、眠る準備を整えます。おやすみ前のスナックと、あったかいココアも。読んでいくうちに、こちらも眠る準備が整っていくようです。「すーすーくーくー」と、おだやかな寝息が聞こえてきたら、みんなおやすみなさい。

読んであげている親の方が先に眠ってしまうかもしれませんね。こんなふうに、一日の終わりをゆったり過ごせたらいいな。手のひらにすっぽり入る小さなサイズの、愛らしい一冊です。

赤ちゃんから小学生まで、年齢に合わせた絵本が見つかります!

一日の最後は、穏やかな気持ちで眠りについてもらいたいからこそ、寝かしつけにぴったりな絵本を読んであげたいものです。

今回ご紹介した以外にも、文字が少なく1,2歳児頃から楽しめるものから、小学生になっても読みたいシリーズまで、幅広い絵本が紹介されています。色んなジャンルに挑戦するヒントにもなると思いますので、うちの子にはどんなものを?と迷ったときは『この本読んで!』から選んでみてはいかがでしょうか。

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監修・絵本セレクト/『この本読んで!』編集部 構成/HugKum編集部

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