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増える絵本を上手に収納するには？
子どもの心の栄養であり、大切な娯楽でもある絵本。子どもが喜ぶ顔を見たくて一冊一冊購入しているうちに、気づけば膨大な量の絵本で本棚がいっぱいに……なんてこと、ありませんか？
しかしながら、サイズ・形・厚みのバリエーションが豊かな絵本の収納って、結構困難。増え続ける絵本、そして、もう読まなくなってしまった絵本には、どのような収納が適しているのでしょうか。
そこで今回は、絵本収納にお悩みのママパパたちに向けて、使いやすい絵本収納のポイントや実例をご紹介！
カラーボックスやDIY術による絵本収納の実例に加えて、読まなくなった絵本のおしゃれな収納術もお伝えしていきます。
絵本収納棚を選ぶ際のコツ｜使いやすさ＆片付けやすさを重視！
まずは、絵本収納のコツを見ていきましょう。絵本収納は、なんといっても使いやすさ・片付けやすさを追求するのが◎です。
子どもが自分で出し入れできる高さ
絵本収納のサイズは、棚や収納によってさまざま。もちろん、絵本をたっぷり収納できると助かりますが、縦に長いと子どもには手が届きません。「これが読みたい」と思ったときに自分で取り出せるような、子どもの背丈に合った収納を採用しましょう。自分で出し入れがしやすいと、片付けの習慣もつきやすいはず。
余裕をもった収納力。縦長より横長がベター
収納力も、絵本収納を選ぶ/作る際の大切なポイントです。すでに持っている絵本がぴったりと入るだけでは、その後、絵本が増えた際に困ってしまうかもしれません。余裕をもった収納力のある棚を検討しましょう。
また、先述したとおり、大きめの本棚を導入する際は、お子さんの背丈に合ったものを選ぶのがベター。まだ小さいお子さんの場合は、縦長よりも横長の収納がおすすめです。
頑丈で安全なものを
もっとも重要なポイントは、やはり「安全性」。お子さんが寄りかかったり、のしかかったりしてもぐらつかない頑丈なものを選びましょう。
角がある場合は、丸く仕上げられているものを選ぶか、コーナークッションを取り付ける必要があります。
おしゃれな絵本収納のアイディア｜ディスプレイ型から段ボールDIYまで
ここからは、さっそく絵本収納のアイディア実例を見ていきましょう！ ディスプレイ型から段ボールDIYまで、多彩な絵本収納が集まりました♪
ディスプレイタイプの絵本収納
ディスプレイタイプの絵本収納なら、絵本をインテリアのように飾りつつ収納しておくことができます。みなさんのおしゃれな絵本ディスプレイを見てみましょう！
北欧風のお家の雰囲気に、絵本のタッチがぴったり♪
m.atelier_homeさんは、廊下の壁面を絵本ディスプレイとして活用。その時々の時節に合った絵本を飾っているようです。北欧風のご自宅の雰囲気に、やさしいタッチの絵本の表紙がぴったり合っていますね。
オープンキッチンの裏壁にディスプレイ！
yamaminokurashi_さんは、オープンキッチンの裏壁にディスプレイ型の本棚を取り付け♪ オープンキッチンの見た目がさらにおしゃれになるほか、ママパパの調理中にも、目の届く範囲でお子さんが絵本を読めるのが魅力的です。
ディスプレイ型×背の低い本棚の組み合わせで、便利におしゃれに
moet25さんは、ディスプレイ型と背の低い本棚を組み合わせて収納。インテリアと出し入れのしやすさ、そして収納力を両立した収納術ですね。
文房具アイテムを取り入れた、スッキリ絵本収納アイデア
文房具店には、ファイルボックスやカラーボックスなど、絵本収納に活用できるアイテムが目白押し！
無印良品or100均のファイルボックスを活用
こちらの収納棚は、ファイルボックスを採用！ これなら小さなお子さんでも、スムーズに絵本を取り出せそうですね。ホワイトで統一され、スッキリとした印象です。
木製棚×無印カラーボックスでナチュラル絵本棚
sae_wamamaさんご自宅の絵本棚は、ナチュラルな雰囲気。木製の棚には、無印良品のダンボール製ファイルボックスがマッチしますね。図鑑、ひらがなの本、絵本、といったジャンルごとの分類もさりげなく実現します。
DIY収納アイディア
なかには、段ボールを使って本格的なDIYをされる方も！
段ボール×100均のリメイクシートで、世界でひとつの絵本棚
iwasuzutechichiさんは、空き段ボールをマスキングテープやリメイクシートでデコレーション♪ 材料はとってもシンプルなのに、オリジナリティあふれるユニークな本棚ですね。下の段には、おもちゃやサイズの大きな本も収納できるのだとか！
読まなくなった絵本の収納術＆保管時の注意点
お子さんが成長し、読まなくなった絵本はどのように収納していますか？ ここでは、読まなくなった絵本の保管術や、収納に活用できる便利アイテムをご紹介！
絵本保管のポイント
紙モノであるため、当然ながら湿気に弱い絵本。長期間保管する際は、いくつかの点に注意する必要があります。
＞カビ対策
まず注意しておきたいのが、カビ。ちょっとした汚れがカビの原因になり得ます。絵本が汚れたら、丁寧に拭き取って除菌しましょう。
すでにカビが生えてしまっているものは、一度天日干しするのがおすすめ。
＞虫対策
また、絵本は虫にも弱いため、虫対策も欠かせません。虫が発生する原因となるホコリやカビが出ないように、本の収納場所はこまめに掃除しましょう。定期的に、本棚全体を掃除機がけすると◎！
＞湿気対策
カビ・虫の対策にもつながる湿気対策も欠かせません。部屋の温度調節や、除湿器の使用がおすすめです。本棚に設置できる乾燥剤を取り入れている方も多いようですよ。
押し入れに収納
段ボールに入れてしまうと、出し入れができず、しまいっぱなしになりがち。
読まなくなった絵本が増えてしまった場合は、段ボールではなく、押し入れ（クローゼット）用の本棚を導入し、そこに収納しておくのがおすすめです。
この方法であれば急に思い立ったときでもスムーズに取り出すことができます。
インテリアとして壁掛け収納
お子さんが成長した後も、捨てられない大切な絵本は、壁掛けラックにかけてインテリアとして飾ってみては。表紙だけでも魅力的な絵本が多いので、壁掛けラックに設置するだけでも、立派なインテリアになります。
アートとして壁に飾っても◎
表紙が好きな作品や壁に飾ったら映えそうな作品は、フレームに入れて壁に飾ってみるのも◎。頑丈で奥行きのある立体型のフレームは、薄めの絵本であればディスプレイすることが可能です。複数並べるのもおしゃれに見えそうですね。
たのしい収納で、絵本がもっと大好きに！
今回は、絵本収納棚を選ぶコツや実例や、読まなくなった絵本の収納＆活用術をお伝えしてきました。
幼い頃から慣れ親しんできた絵本は、大人になってからもずっと大切にしておきたいもの。今回ご紹介した方法を活用して、ぜひ、楽しく大切に絵本を収納してみてくださいね。
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文／羽吹理美、ほか 構成／HugKum編集部