沖縄に寄せ続ける、43年間変わらぬ思い…「平成の天皇 —天皇明仁物語—」第6話公開中

平成の天皇陛下を描く、初めての学習まんが平成の天皇 —天皇明仁物語読売KODOMO新聞で連載中)が、WEBで限定無料公開中です!

新しい元号「令和」も決まり、いよいよ天皇陛下の退位が近づいてきました。

そんななか、4月11日から公開されるまんがは「第6話 沖縄へ寄せる心」 。

天皇陛下が早くから心を寄せてきた「沖縄」についての思いとドラマが明らかに!

天皇陛下11歳の時、日本は太平洋戦争に敗れました。 その前と後で、天皇の地位と役割は大きく変わりました。

敗戦前は、天皇は「国の統治者」で、「現人神」で、「大元帥(軍隊の最高指揮官)」でした。

戦後、新しい憲法の下では天皇は「国の象徴」で、「国政に関する権能を有」せず、平和主義に基づいた憲法を「尊重し擁護する義務」を負うことになりました。 このとき、戦前の天皇が果たした役割に最も厳しい視線を向けていたのが沖縄です。

太平洋戦争末期、沖縄で激しい地上戦が行われ、多くの県民が亡くなったこと。戦争が終わった後も、長くアメリカ軍に統治される状態が続いたこと。そんな沖縄の厳しい歴史に、昭和天皇は深く関わっていました。

天皇、そして皇族に対する沖縄の人々の思いは複雑でした。 今の天皇陛下が皇太子だった時代に初めて沖縄へ行かれたのは、戦後30年目の1975年のこと。皇太子夫妻の訪問に反対するデモやキャンペーンは激しく、火炎瓶が投げつけられる事件まで起きました。

皇太子殿下は、しかし動揺しませんでした。予定通りの訪問を続け、その夜には異例のメッセージを発表しました。

犯人を非難するわけではなく、犯行の背景を分析するわけではなく、ただひたすら、沖縄の人々の心に寄り添おうという深い決意が明らかなメッセージでした。

そしてそれは一時的なものではありませんでした。その後も皇太子ご夫妻は繰り返し沖縄を訪れ、そのたびに戦跡で戦没者に祈りを捧げ、深く長く沖縄への思いを伝え続けたのです。

今年、2019年2月24日、退位直前となった天皇陛下の在位30年記念式典が開かれました。

そのとき、歌手の三浦大知さんが熱唱して話題になったのが、天皇陛下が作詞し、皇后陛下が作曲した「歌声の響」でした。

この歌は「琉歌」と呼ばれる、沖縄に伝わる伝統的な形式に従って作られた歌です。長い間、沖縄に心を寄せ続け、その文化や歴史に興味と関心を深め続けた両陛下だからこそ作ることができた歌でした。

 

40年以上にわたって、変わらず寄せ続けた沖縄への思い。時間をかけても、ていねいに試練を乗り越えていこうとする両陛下の思いが、この歌には託されているのです。

 

さて、「平成の天皇 -天皇明仁物語-」は、4月11日販売の読売KODOMO新聞で、次の第7話が掲載されています。この回は「平成の始まり」。ついに平成時代が始まるときの物語です。

 

 

「平成の天皇 ー天皇明仁物語ー」 
シナリオ/祓川学 まんが/てしろぎたかし 
読売KODOMO新聞で好評連載中!

(C)てしろぎたかし・祓川学/小学館

 

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