平成の天皇陛下を描く、初めての学習まんが「平成の天皇 —上皇明仁物語—」(読売KODOMO新聞で連載中)が、WEBで限定無料公開中です!
公開中の最新第9話のテーマは、「皇室の今日と明日」。
天皇陛下、上皇陛下とその家族である「皇室」の方々を紹介します。
天皇は、憲法の規定によって「政治」にかかわることがありません。天皇の家族である皇族も同じで、政治的な活動をすることはありません。しかし、科学や文化、芸術に詳しい人、研究を続ける人は多いのです。
上皇陛下(平成の天皇)は、「魚」の研究が有名です。まんがでは、イギリスで陛下がおこなった講演のようすが紹介されています。
また専門的な魚類図鑑に、ハゼ類について解説を書かれたこともあります。
美智子上皇后は、絵本や児童文学に詳しく。何冊も本を書いていらっしゃいます。
創作絵本や、児童文学にまつわるエッセイなど、さまざまです。
天皇陛下は、大学時代に歴史を専攻されていました。なかでも「水運」が主要な研究テーマで、その後も「水」問題全般を深く学ばれています。
その他にも、皇族にはさまざまな専門知識を持つ方々がいます。
ナマズに詳しい秋篠宮さま、外交官の経験を持つ皇后さま、鳥類研究所に勤められた黒田清子さん…
「皇室の伝統を見ると、『武』ではなく、常に学問でした。
学問を愛する皇室、という伝統は守り続けたいと思います。」
これは、皇太子時代の上皇陛下のことばです。
皇室の方々の活躍を見ると、ほんとうにその通りだ、と改めて感じますね。
★ここでクイズ!
まんがの最後のコマ、これは、平成21年(2009年)12年19日、横浜市「こどもの国」でのできごとです。
上皇・上皇后陛下のお子さん、お孫さんが勢揃いした大変貴重な光景ですが、ひとりだけご欠席の方がいます。さて、どなたでしょう?
こどもの国のミニSLに乗られているのは、右から上皇后陛下、上皇陛下、皇后陛下、天皇陛下、秋篠宮さま、眞子さま、佳子さま、紀子さま、悠仁さま、黒田清子さん、黒田慶樹さん。
ここにいらっしゃらないのは愛子さまでした。この日、残念ながら風邪気味で参加されなかったのです。
こどもの国は、上皇、上皇后両陛下のご成婚記念で作られた公園。この年、両陛下の結婚50周年を記念して、みなさんが勢揃いすることになりました。
皇居外での催しに、皇族がこんなに大勢で参加されるのは大変めずらしく、とても貴重な光景です。
さて、学習まんが「平成の天皇 —上皇明仁物語—」は、5月30日発売号の「読売KODOMO新聞」掲載分が最終回です。お楽しみに!
そして、まんが「平成の天皇」は、6月28日に「学習まんがスペシャル 平成の天皇」として発売されます。新聞連載から大幅にページが増えて、読みごたえたっぷりです。
売り切れが予想されますので、本屋さんでご予約ください!
「平成の天皇 ー上皇明仁物語ー」
シナリオ/祓川学 まんが/てしろぎたかし
読売KODOMO新聞で好評連載中!
(C)てしろぎたかし・祓川学/小学館
【関連記事】


