それからの七代目市川染五郎さんの大活やく

七代目市川染五郎さんのまんがは、2006年に『小学六年生』に掲載されました。

まんがは、ここで読めます。

それからも、七代目市川染五郎さん(今は、十代目松本幸四郎さん)の大活躍は続いています。

歌舞伎役者

©五十嵐絢也

その輝かしい活動の一部をここで紹介します。

歌舞伎の古いものから新しいものまで挑戦!

いつか弁慶をやりたい!と心に誓い、歌舞伎ひとすじに歩むことを決めた染五郎さん。

高麗屋ゆかりのお芝居はもちろん、江戸時代から伝わる古典、大阪弁で演じる関西が舞台となるお芝居、女性の役を演じる女方など、数々の役、お芝居に挑戦していきました。

 

また昔に上演されたあと、とだえていたお芝居を研究し、いくつも現代に復活させました。

そして、江戸川乱歩の「人間豹」、夢枕獏の「陰陽師」、司馬遼太郎の「竜馬がゆく」、井上ひさしの「東慶寺花だより」など、現代作家の作品を元にした新作歌舞伎にも積極的に取り組みました。

日本にとどまらず、歌舞伎を世界へ

2015年、染五郎さんはアメリカのラスベガスで初めて歌舞伎を上演し、10万人を超える観客が集まりました。

歴史のある伝統芸術と、世界に誇る日本の最新テクノロジーを盛り込んだ演出が話題となりました。

 

また、2016年にも同じくラスベガスの劇場で、古典の作品ではなく、ラスベガス用に作られた新作歌舞伎を上演しました。

この中では、テクノロジーはもちろん、水や火を使い、そこに宙乗りや早変わりなど、昔からある歌舞伎ならではのからくりをたくさん盛り込み、観客を驚かせました。

歌舞伎は常に新しい!

歌舞伎は400年もの間、古きを大切にしつつ、歌舞伎はその時代時代の最先端の流行を取り入れ、常に進化してきました。

染五郎さんはその精神を受け継ぎ、古きものを学び、復刻、新作、そして海外向け作品に取り組み、成長し続けています。

(文/君野倫子)

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