『すみれファンファーレ』2年ぶりの新作に登場する本は、実在する小説だった

現在、小学館キッズパークで公開中の「『すみれファンファーレ』 番外編 ~すみれちゃんと本屋さん」(作・松島直子)。2年ぶりの新作、ということで話題になっています。

 

冒頭の場面で、お母さんにもらった図書カードを手に、すみれちゃんは本屋さんにやってきます。

「知らない作家を開拓したい」とキョロキョロしていた彼女の目に止まったのは『レモンの図書室』という本でした。

実はこの『レモンの図書室』、実在する小説なんです!

カリプソという本が大好きな女の子が主人公。お母さんが亡くなって、お父さんと二人暮らしになったカリプソが、本を通じて親友と出会い、成長していく物語です。

すみれちゃんとカリプソ。境遇の似た2人の出会いは必然だったのかもしれません。

『すみれファンファーレ』 番外編 ~すみれちゃんと本屋さん」は、作者の松島直子さんの、本屋さんでの実体験から生まれたお話です。

 

松島さんが、本屋さんで『レモンの図書室』を見つけた時のことについて語ってくれました。

『レモンの図書室』は装丁が美しく、背表紙がパッと目に入ってきたんですね。
その後はマンガの中にある出来事が。笑

でも引き返して
中身をパラパラと3ページ読んだら、
心を掴まれて、
(やっぱり買って帰ろう…)
と思いました。

私も3ページ目のカリプソと同じようにドキドキしていたんですね。

私にとっては心に残る大事な本です。

 

すみれちゃんが手に取った『レモンの図書室』。物語の続きは、ぜひこちらでお読みください。

『すみれファンファーレ』 番外編 ~すみれちゃんと本屋さん
作:松島直子 川畑菫(かわばた・すみれ)。10歳。小学4年生。両親が離婚しており、今はお母さんと二人暮らし。 そんな少女を主人公とした漫...

 

レモンの図書室

作/ジョー・コットリル 訳/杉田七重
2018年1月10日発売・小学館刊

『レモンの図書室』のためし読み

 

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