あさりちゃんができるまで
『あさりちゃん』は、姉・眞弓(まゆみ)先生と妹・眞里子(まりこ)先生の2人でかいているんだよ!
どんなふうにしてまんがをかいているのかな?
●せつめい
おはなしがきまったら、ラフをかくよ。
小さな紙にお話しの流れをコマわりにして、かんたんな絵とふきだし、せりふを入れて担当(たんとう)の編集者(へんしゅうしゃ)と打ち合せ。
チェックしてOKが出たら下絵に進むよ。
●せつめい
原稿用紙(げんこうようし)にえんぴつで下書きをするよ。
コマわりをして人物やふきだし、セリフを入れるよ。
●せつめい
「ペン入れ」は、下がきの上からペンを入れていくことだよ。
印刷(いんさつ)するためにはインクで線をかかないといけないんだ。
ぼくじゅうや黒インクを使ってかくよ。
セリフはえんぴつのままでオッケー。
あとから印刷用の写植文字(しゃしょくもじ)を出版社で用意するよ。
●せつめい
「人物のうしろにあるけしきや「かき文字」という手がきのセリフなどをペンでかくよ。
●せつめい
ペン入れが終わってから、下がきのえんぴつの線を消しゴムで消していくよ。
●せつめい
「ベタ」とは、黒い部分をぬりつぶす作業(さぎょう)のこと。
「ホワイト」とは、線がはみ出したりにじんだりしたところを修正(しゅうせい)する作業のことをいうよ。白のホワイトカラーなどを使うよ。
●せつめい
「トーン」とは、もようの入ったうすいフィルムのことで、シールみたいにはって使うよ。
背景(はいけい)や服のがらなどに使うよ。
●せつめい
写植(しゃしょく)用のセリフや文字をえんぴつで書き入れるよ。
(写植とは、文字を写真のようにプリントしたものです。)
●せつめい
写植文字をはれば完成!
(プリントした文字をスペースに合わせてはります。)