さあ、待ちに待った小学校の入学式。当日はカメラにビデオにと、気合い十分のパパやママも多いはず。
小学館の学習雑誌『小学一年生』では「入学式の人気撮影スポット『入学式』の看板の前で、撮影待ちの長蛇の列があったら並ぶ? 並ばない?」という意識調査を実施したところ、ちょっと意外な結果となりました。
並ぶ派・並ばない派、あなたはどっちの意見に共感しますか?
■過半数はやっぱり「並ぶ派」
調査結果は以下のとおりでした。
並ぶ・・・57%
並ばない・・・43%
編集部の予想通り、過半数を占めたのは「並ぶ派」でしたが、「並ばない派」も結構多いですね。
では、それぞれの理由を紹介していきましょう。
■「並ぶ派」の理由は「一生に一度のことだから」
多くの方が理由として挙げたのは「人生で一度だけ、その日しか撮れないものだし、一生残るから」。どんなに混んでいようと、本命は譲れない、という思いでしょうか。
「必ず撮ると決めているのだから、行列を避けるために、早めに行く」という声もたくさんありました。
また、「看板はだいたい正門にあるので景色的にも美しい」という、写真全体の雰囲気にこだわる方も。満開の桜をバックに撮った一枚は、「並んでよかった!」と思える家族の宝物になりますよね。
■理由がバラける「並ばない派」
4割を占める「並ばない派」に多かったのが、「子どもがぐずって、笑顔のない写真になる」という理由でした。
「待つ→じっとできない→叱られる→ふくれた顔の写真」と、まるで4コマ漫画のような解説をくださった方も。並んだり待ったりは、年齢的にまだ難しいようですね。
そのほか、「主役は子どもとランドセルなので、看板にはこだわらない」という意見も多く見られました。「弟や妹連れなので」といった意見も見受けられました。
さらに「並ばない派」の中には「行列が嫌い」という信念を貫く人も多かったです。
その他、「みんなが行列しているところに並ぶ”ミーハー”な自分を見られたくない」という、意外な意見も飛び出しました。「人目が気になるから」という声が少なくなかったのは、予想外ではないでしょうか。
いかがでしたか? 「私も同感!」と感じるのは、どちらの意見でしょうか。
並ぶにしても、並ばないにしても、思い出の残し方は、人それぞれ。あとで写真を見ながら「あのとき、ママ怒っちゃってごめんね」とか「看板前じゃくても、いい写真が撮れてよかったね」などと語り合えたら、それがいちばん素敵ですね。
小学館の学習雑誌『小学一年生』の保護者向け別冊『HugKum』では、小学校での新生活をしっかりサポートします。是非、『小学一年生』といっしょに、子どももママも、最高のスタートを切ってください。
(ライター/菅原裕佳子)
モデル/竹ノ内 麗ちゃん