いよいよピッカピカの一年生。授業も始まりましたね。ワクワクする期待もあるけれど、わが子の初めての小学校生活に、ママもパパもドキドキ!
「授業中、先生の話を座って聞いていられるかしら?」「好き嫌いが多いけど、給食は食べられるかしら?」……などと、お悩みや不安は尽きませんよね。
そんな『小一』ママたちの声を受け、尾木ママこと尾木直樹先生がママたちの気持ちにやさしく寄り沿い、お悩みを解決へと導いてくれるお助け本が発売中!
その名も『尾木ママ小学一年生』。本の中で紹介しているおちいりがちな不安や心配35編のなかから、ひとつご紹介します。
Q: 毎朝、怒っては反省のくり返し。どうしたらいいでしょう。
毎朝、わが子の行動にイライラしてしまい、つい怒ってしまいます。
朝、パッと起きなくて怒る、朝ごはんをなかなか食べずに弟と遊んでいて怒る、朝の学習をしなくて怒る、歯磨きをしなくて怒る、結果、時間がなくなって怒るのくり返しです。
「ほめて、やる気にさせて……」とはほど遠いわが家の朝。「今日も怒ってしまった……」と、あとからいつも反省しています。どうしたら、怒らずに接することができるでしょう。 (S・Nさん)
A: 一度深呼吸して怒りを鎮め、できるだけ穏やかに 「どうしたの?」とたずねましょう。
時間のない朝に、わが子をいつもイライラと怒ってしまうママの気持ちもわからなくはないわ。でもね、それはお互いの関係にもよくありません。
子どもがママの「早くしなさい!」に慣れてしまうと、「ママがまた何か言ってる」としか感じなくなって、ママのメッセージはいつまでたっても届きませんよ。
たとえば、どうして朝ごはんの途中で弟と遊んでしまうのか、その「どうして」を本人に語らせればいいんですよ。「どうしたの?」という言葉でね。
怒りに駆られていたら、一度深呼吸をしましょう。そしてやさしく、穏やかに「あら、どうしたの?」ってたずねるの。すると、子どもはちゃんと理由を話してくれますよ。たとえば「●●ちゃんが、△△していたから、もっと上手にできるように教えようと思ったんだ」ってね。
ごはんの途中でただ遊んでしまうだけだと思っていたけど、じつは弟を思いやった結果の行動だとしたら、ママの怒りも鎮まるのではないかしら。むしろ「弟思いなのね」って、ちょっとうれしくなりませんか? そこをまずは認めてあげましょう。
そのうえで、「あなたは学校があるから、自分のことを先にやろうね」と話すの。そうすれば、子どもの行動も変わってきますよ。
子どもって、親が思っている以上に純粋で、いろいろなことを考えているんですよね。その結果の行動であって、子どもにとってはすべてが意味のあることなんですね。
そこをしっかり聴き取って理解すること。「どうしたの?」とたずねて、わが子のことが見えれば見えるほど、子育ては楽しくなりますよ。
いかがでしたか? 子どもの学校が始まると、ママは毎朝大忙し。時間のない中、のん気なわが子の様子についイライラしてしまう相談者さんの気持ちに「わかるわぁ!」と共感される「小一」ママも多いのでは……!?
そんなママの気持ちを受け止めつつ、子どもの話を聴き取る方法をやさしく伝えてくれる尾木ママ。さすがですね。
本書『尾木ママ「小学一年生」』では、悩める「小一」ママたちの声を尾木ママがしっかり聞いて、一緒に考えてくれて、そして解決へと導いてくれます。
不安な気持ちにおちいったときも、尾木ママの「大丈夫よ~♥」という愛あるコトバで癒されますよ!
2012年から5年にわたって本誌で連載してきた尾木ママの人気コーナーがついに単行本化!
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尾木ママ☆プロフィール
1947年、滋賀県生まれ。早稲田大学卒業後、私立海城高校、東京都の公立中学校の教師として22年間、子どもを主役としたユニークで創造的な教育実践を展開。その後、法政大学キャリアデザイン学部教授、教職課程センター長を経て、現在は教育評論家、法政大学特任教授、臨床教育研究所「虹」所長。子育てと教育、メディア問題などに関する調査、研究に取り組んでいる。一方、情報・バラエティー・教養番組やCMなどにも多数出演し、「尾木ママ」の愛称で広く親しまれている。2012年〜2016年の5年に渡り、雑誌『小学一年生』において、読者ママたちの心配やお悩みに的確かつ愛情あふれるアドバイスを贈る。
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