小学1年生の親が「子どもに将来なってほしい職業」が、小学館の雑誌『小学一年生』アンケート調査で明らかになりました。
医師や公務員など安定イメージのある職業が上位に並ぶ中、男児の親・女児の親、両方共が選んだのは、意外な答えでした。
親の願望が率直に反映される、このランキング結果は、今の世の中を反映した、注目の結果になっていますよ。順に見ていきましょう。
■トップ5には公務員・国家資格系の仕事がズラリと
1位を除くトップ5には、「手堅い職業」といったイメージの職業が並びました。
男児の親の2〜5位は、
2位 公務員
3位 医師
4位 消防士
5位 先生
女児の親の2〜5位は、
2位 看護師
3位 公務員
4位 薬剤師
5位 医師
5位 保育士
と、見事に、公務員や国家資格系の職業がズラリと並んでいます。
うちの子には安定した仕事についてほしい!という切実な願望が見て取れますね。厳しい世相を反映しいるのかもしれませんね。
■1位は「本人が希望する職業」、6位以下は、子どもにも人気の職業が登場
そんな中、男児の親、女児の親、両方共に1位となったのは、「本人が希望する職業」でした。
子どもがなりたいものになってくれれば満足、そんな親ならではの温かい視線が感じられますね。
そして、男児の親の6〜10位は、
6位 警察官
7位 薬剤師
7位 サッカー選手
9位 パイロット
10位 会社員
10位 野球選手
でした。
女児の親の7〜10位は、
7位 ケーキ屋さん
7位 先生
9位 パティシエ
10位 ピアノの先生
10位 手に職をつけてほしい
でした。
このあたりには、小1の子どもたち自身も憧れるような職業が並んでいますね。
スポーツ選手は、男児の「将来なりたい仕事」で、ケーキ屋さん・パティシエは、女児の「将来なりたい仕事」で1位です。
1位の「本人が希望する職業」同様に、子どもが望む仕事に就いてほしい、という親の願いが現れているのかもしれませんね。
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