小学館児童出版文化賞は、毎年度、児童出版文化の向上に貢献すると認められる、幼年ならびに少年少女に奨めたい優れた作品および作家を選び顕彰しています。
第七十三回 小学館児童出版文化賞
候補作品、決定のお知らせ
「小学館児童出版文化賞」は、児童出版文化の向上に貢献すると認められる作品および作家を毎年選定し顕彰してまいりました。
今回は、2023年3月から 2024年2月までに発表された、絵本、童話・児童文学、その他の出版物(翻訳・キャラクター・コミックスなどは除く)で、幼年ならびに少年少女に推薦したい優れた作品を対象として、審査委員・作家・画家・写真家・書評家・出版社・新聞社・児童文化団体・図書館・書店・読者から推薦を募り、作品を収集しました。児童出版文化賞事務局内の委員会にて予選を行い、以下の作品が今年度の候補作となりました。
第七十三回(2024年度)候補作決定
[読み物](※作品名五十音順)
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文研出版
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ポプラ社
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佼成出版社
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『セントエルモの光 久閑野高校天文部の、春と夏』
『アンドロメダの涙 久閑野高校天文部の、秋と冬』講談社
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アリス館
[絵本](※作品名五十音順)
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福音館書店
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福音館書店
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小学館
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文芸社
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文溪堂
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小学館
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あかね書房
これらの作品を、審査委員の荒井良二、鈴木のりたけ、舘野鴻、富安陽子、森絵都(五十音順)の5名の先生方にご審査いただき、最終審査会におきまして今回の受賞作を決定いたします。
受賞者には、正賞としてブロンズ像「わかば」(笹戸千津子作)、副賞として賞金100万円が授与されます。
第七十三回(2024年度)実施要項
賞
正賞:笹戸千津子 作 ブロンズ像「わかば」
副賞:100万円(税込)
選考対象
2023年3月1日から2024年2月末日までに発表された、幼年ならびに少年少女に推薦したい優れた作品。
シリーズ作品については、刊行開始より完結までの期間中に前記の一年間を含む作品を選考対象とする。
絵本(創作絵本、写真絵本等)、童話・文学(フィクション、詩、シナリオ等)、
その他(ノンフィクション、科学絵本、図鑑、事典等)の出版物。ただし、翻訳、キャラクター、コミックス等は除く。
選考方法
- (1)選考は、候補作品を選出する予選と、授賞作品を決定する本選によって行う。
- (2)予選は、事務局内に予選委員会を設ける。 下記の作品については資料を収集して検討を行い、本選の候補作品を選出する。 審査委員から推薦された作品。 作家、画家、写真家、各出版社、新聞社、児童文化団体、図書館、書店児童書担当者、読者から推薦された作品。 事務局が収集した期間内の対象作品。
- (3)本選は、候補作品として選出された作品について審査委員による審査を行う。
審査委員
荒井良二、鈴木のりたけ、舘野鴻、富安陽子、森 絵都(五十音順、敬称略)
授賞発表
小学館公式サイトにて、2024年9月発表予定。
問い合わせ先
小学館児童出版文化賞事務局 TEL: 03-3230-5625 jidousho@shogakukan.co.jp