小学館の学習雑誌『小学一年生』表紙制作もいよいよ佳境です。写真もあがり、準備は揃いました。ここから一気に完成に向けて動いていきます!
■デザインを何度も何度も修正
写真を撮り終えたら、いよいよレイアウトを固めていきます。
デザイナーさんとガシガシ意見を交わしながら何度も何度も修正を重ねます。 小一の表紙は、まずはふろくを楽しそうにしっかり目立たせる! つぎに、本誌で何が学べるのか整理してわかりやすく見せることを心がけてます。
■入稿
デザインができたら入稿! 小一の表紙は大日本印刷さんが素敵に刷ってくれます。
表紙は、CMYKのフルカラー4色(赤・青・黄・黒)に、蛍光グリーン、蛍光ピンクの2色も加え、なんと合計6色も使って発色良く出します。
※ちなみに蛍光色のことはそれぞれKG、KPって呼んでます。
■細かいところをチェック
これは、初校紙。 プリンタ出力と、実際の印刷機で刷るのとでは発色が全然違います!
とくに赤! 赤に蛍光ピンクがたされることでメチャメチャ鮮やかになります。
右の初稿紙はテカってますが、これはPP加工。紙にフィルムを貼って光沢感を出します。PPによって全体の色味の彩度も上がります。
校正紙にガシガシ赤字(修正希望点)を書いてキレイに印刷していただくのです…
印刷所さん、いつもすみません&ありがとうございます。
■本が完成!!!
最終的にはこのようになって、まさに今、書店に並んでいます。
いかがでしたか? 『小学一年生』の表紙はこのように作られています。
これからも皆さんが思わず手に取ってしまうような楽しい表紙を作っていきたいと思っています!
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