小学校入学から数ヶ月経ち、お子さんも学校に慣れてきたでしょうか? お子さんは担任の先生と、スムーズにコミュニケーションが取れている様子でしょうか?
小学館の学習雑誌『小学一年生』では、「担任の先生はベテランと若手、どちらがいい?」という意識調査を実施しました。
ベテランの先生と若手の先生、あなたならどちらの先生にお子さんを見てもらいたいですか?
■半数近くが、「ベテラン」と回答
調査結果は以下のとおりでした。
ベテラン・・・48%
どちらでもいい・・・40%
若手・・・12%
「ベテラン」の先生にお願いしたいママが半数近くを占めましたが、「どちらでもいい」と答えた方も40%と、一定数存在しています。
一方で、「若手」と答えた方は、12%に留まりました。
では、それぞれの理由を紹介していきましょう。
■「ベテラン」派からは、経験豊富で「頼れる」「安心」の声多数
「初めての学校生活だけに、経験豊富なベテランの先生にお願いしたい」。「ベテラン」派からは、そんな声が多く聞こえてきました。
第一子が1年生というママからの、「親も初めてで不安だから」という回答もちらほら。
このほか、「目が行き届きそう」「臨機応変に対応してくれそう」など、場数を踏んだベテランの先生だからこその観察力、行動力に期待する声が目立ちました。
さらには、「一人でも多くの児童や家庭を知っているほうが、いろいろなことに対して寛容である気がする」といったコメントも。
ベテランの先生のさまざまな経験は、いちばんの安心材料と思うママが多いようです。
■「若手」派からは、「親しみやすい」「教育熱心」の声
「先生と一緒に、子どもも保護者も成長していけそう」という意見の多かった「若手」派からは、ほかにも「フレッシュでいい」「親しみやすい」「教育熱心」という声が挙がっています。
経験不足を熱意でカバーしてくれる若手の先生の姿は、元気はつらつで初々しく、保護者にとっては応援したくなる存在なのかもしれませんね。
■「どちらでもいい」派からは、大らかな意見が
4割を占める「どちらでもいい」派のママは、「子どもが信頼できる先生が1番」「子どもが先生を好きになれればそれでいい」など、子どもにとっての良い先生ならこだわらない、という理由が多くありました。
なかには、「どちらにも良い面はある。ご縁だと思う」「心ある先生ならどちらでもうれしい」といった大らかな回答も。
「『若手』『ベテラン』というよりも、その先生とどう付き合っていくかということのほうが大事だと思う」という意見もありました。
先生の資質に合わせた保護者の柔軟な対応も必要と考えているのですね。
いかがでしたか? 「私も同感!」と感じるのは、どの意見でしょうか。
ベテランの先生にも若手の先生にも、それぞれに良さがあります。大切なのは、子どもたちが先生を信頼し、学校生活を楽しんでいるかどうか、ですよね。
ご家庭でも担任の先生のことをお子さんから聞くなどしながら、ママ自身も先生への理解を深めたり、先生の良さを発見したりできると良いですね。
小学館の学習雑誌『小学一年生』の保護者向け別冊『HugKum』では、お子さんの小学校生活をしっかりサポートしています。『小学一年生』といっしょに、子どももママも、楽しい学校生活を送ってくださいね。
(イラスト・池上愛)
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