今年も間もなくインフルエンザのシーズンが到来します。小学生のうちは2度の接種が理想とされているので、毎日が忙しい小1のママは、スケジュールを立てるのもなかなか大変ですよね。
とはいえ、受けさせる家庭があれば、受けさせない家庭があったりと、考えかたはさまざまです。
小学館の学習雑誌『小学一年生』では、インフルエンザの予防接種に関する意識調査を実施しました。
それぞれの意見がぶつかり合った、調査の結果をさっそく見ていきましょう。
■7割以上のママが、「受けさせる」と回答
「インフルエンザの予防接種を子どもに受けさせる?」に関する、調査結果は以下のとおりでした。
受けさせる・・・77%
受けさせない・・・12%
決めていない・・・11%
「受けさせる」の回答が77%と、圧倒的多数を占める結果に。「受けさせない」の回答は12%、「決めていない」の回答は、11%となりました。
では、それぞれの理由を順に紹介していきましょう。
■「受けさせる」派の一番の理由は「症状が軽くて済む」から
「受けさせる」派は、「少しでも症状が軽く済めばいいなと思い、受けています」「インフルエンザにかかっても重症化しないように」など、インフルエンザにかかることを前提にしつつも、大事にならないようにするための視点から予防接種を受けさせているという意見が多く挙がりました。
なかには、「ずっと受けていたのですが、昨年予防接種が効いているのか気になり受けなかったところ、全員ダウン。受けるべき!! と実感しました」なんていう経験談も。
このほか、「集団生活をする上では、マナー」「学校や職場に迷惑をかけないように」という周りへ配慮した意見や、「介護施設で働いている」「家に高齢者がいる」など、環境を理由とする意見がありました。
「会社からも補助がおりる」「無料で受けられる」など、経済的な負担が小さいことを理由として挙げるコメントもありました。
■「受けさせない」派は、副作用のリスクが心配
「副作用のほうが怖い」「副反応に考慮して」といった声が多く見られた「受けさせない」派。「インフルエンザは風邪の一種で安静にしていれば治ります。余計なものは体に入れたくない」と、確固たる考えを持つママもいたりと、予防接種を受けることのリスクが気になるようです。
なかには、「自分が受けたときに気持ちが悪くなり、以来自分も受けていない」「副作用で体調を崩してしまう」など、実際に辛い症状を経験した人のコメントもあり、全体を通して慎重な意見が目立ちました。
■「決めていない」派は、効果に疑問も
「受けた年はなぜかインフルエンザになってしまう」「毎年受けていたが、小さい子どもの効果が実感できない」「受けてもなるときはなる」など、予防接種の効果が実感できていないことを理由に挙げる人の多かった「決めていない」派。
「受けさせたほうが良いのは分かっているが副作用が怖い」「アトピー性皮膚炎で副作用が出やすい。今年は悩んでいる」など、切実な意見を持つママや、経済的、時間的な問題を理由に挙げるママもいたりと、「決めていない」派は少数派ながらも、さまざまな意見がありました。
いかがでしたか? あなたの考えに近い意見はありましたか?
インフルエンザにかかるリスク、副作用のリスク、どちらを重視するかによって意見は分かれているようです。そこに、自分や家族の実体験がともなうと、なおさら考えも強くなりますよね。
予防接種を迷っているママは、家族やお医者さんにも相談しながら、納得のいく考えに出会えるとよいですね。
小学館の学習雑誌『小学一年生』の保護者向け別冊『HugKum』では、お子さんの小学校生活をしっかりサポートしています。『小学一年生』といっしょに、子どももママも、楽しい学校生活を送ってくださいね。
【関連記事】
●小1ママの「教育観」が丸見え! 学校を休んで家族旅行に行くのはOK? NG?
●LINEは6割が使用 小1ママに「人気のSNS」2位は根強いあのアプリ