あなたはもうご覧になりましたか? 先日公開して好評をいただいた、編集者による『小学一年生』表紙撮影用ラフ。
表紙づくりの舞台裏が、チラッとおわかりいただけたのではないでしょうか。
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表紙を制作するには、こうしてまず編集者が手描きラフを起こし、それをもとにカメラマンが撮影し、デザイナーがデザインを進めるのです。つまり、ラフとはひとつひとつのページの設計図のようなものですね。
■『小学一年生』編集長のラフを初公開!
編集部員のラフにつづいて今回は『小学一年生』の渡辺朗典編集長が描いたラフを初披露します。それがこちら!
左側には恐竜のイラスト、右上にはドラえもんの顔があしらわれた謎の物体…。
何のページのラフかわかりますか? 表紙のように、ひと目ではわかりにくいかもしれませんね。
では、実際のページをご覧ください。
そうです! これは『小学一年生』2017年5月号61~63ページ掲載の、「6月号予告」なのです。
ドラえもんの謎の物体は2017年6月号のメイン付録「へんしん! むしめがね そうがんきょう」でした。
ふろくが変型するおもしろさなど、内容をより楽しげに伝えようとしているのが、ラフの段階からよくわかりますね。
ラフでは小見出しや『小学一年生』モデルの表情なども描き込んでます。人にもよりますが、「編集者の仕事の中で、ラフを描いてる時間が一番好き」なんて編集者もいたりするんですよ。
■『小学一年生』6月号は「のぞいて観察!」「 読んで発見!」
5月号での予告のとおり、現在発売中の『小学一年生』6月号のメイン付録は、「へんしん! むしめがね そうがんきょう」。虫めがねから双眼鏡に、双眼鏡からまた虫めがねに変わる、まるでドラえもんの秘密道具のようなアイテムです。
虫めがねで家にあるものをアレコレのぞくもよし、野外に飛び出して草花を観察するもよし、双眼鏡でふだんは見えない風景を探すもよし。「レンズ」の奥深さを楽しく学べる、絶好の機会になりますよ。
また、特集「きょうりゅうの たにで か石 はっ見!!」では、お子さんが大好きな恐竜の化石について、さまざまな角度から掘り下げていきます。
見れば見るほど、読めば読むほど、オモシロ知識・体験に出会える『小学一年生』2017年6月号。いますぐ本屋さんを観察したら、きっと発見できるはずです!
(ライター/菅原裕佳子)
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