「この付録すごすぎ!」「本誌の内容が濃い」「大人にとっても読みごたえがある」などなど、小学館の学習雑誌『小学一年生』は2017年度も大好評をいただいています。
こうした付録や本誌の特集などを決めているのが、もうすぐ『小学一年生』編集長として4年目に突入する渡辺朗典編集長です。
その渡辺編集長が、先日、Twitterを始めました。
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■『小学一年生』の編集長ってどんな人?
「『小学一年生』の編集長になる人ってどんな人なんだろう?」という素朴な疑問をもつ方のために、Twitterに書かれているプロフィールをここでご紹介します。
渡辺朗典
https://twitter.com/nabe_routen
小学館『小学一年生』編集長。子どもの本を作りたくて小学館に入社。以来『小学四年生』『ちゃお』『ドラえもんふしぎのサイエンス』を経て現職。数字には弱いけど科学は好き。趣味は工作。小学生と幼稚園児の2男1女の父。 公式アカウントではないため『小学一年生』本体とは関係ないつぶやきの場合が多々あります。
渡辺編集長は、学生時代から子どものための本を作ることに興味を持っていたのですね。そして現在の『小学一年生』以前も、『小学四年生』、『ドラえもん ふしぎのサイエンス』と、学習雑誌を長く手がけてきたそうです。
ちなみにTwitterのアイコンは、2017年度4月号から『小学一年生』で始まった、やました たかひろ先生のまんがによる「へんしゅうちょうの なんでもこたえたい」のイラストですよ。
『小学一年生』にはTwitter公式アカウントもありますが、それとは別に、編集長はどんなことをつぶやいているのでしょうか?
(『小学一年生』公式ツイッターアカウントはこちらでフォローできます↓)
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■あるときは“付録が豪華な理由”を力説
まずはこちらからご紹介しましょう。『小学一年生』5月号の付録「ドラえもん うたってこえピアノ」を改造して演奏した動画がネット界隈で話題になった、バカオシレーターさんが、ふろくに続いて本誌も評価してくださったことに対するコメントです。
ありがとうございます! 我々がどうしてこんなにふろくに尋常でなく力を注いでいるかというと、ふろくで注目を集めて、本誌を読んでほしいからです。本誌記事のほうがふろく以上に力を入れていると言って過言ではないです。そこを評価していただけるのが実はいちばんうれしいです!!!! https://t.co/CsNuE11UNI
— 渡辺朗典 (@nabe_routen) 2017年4月4日
付録が豪華な理由は、「付録で注目を集めて、本誌を読んでほしいから」と明言。
付録が注目されるのはもちろん嬉しいですが、やっぱり本の面白さに気づいてほしいっ!という編集者の欲求をストレートに告白しています。
■またあるときは、裏話をこっそり暴露
渡辺編集長のつぶやきでは、ときには『小学一年生』の制作秘話が読めることもあります。
この記事、やって良かったですね。実は当初の台割(本の中で、なにに何ページ使うかを表にしたもの)では、入ってなかったのです。でも「オーケストラ」のページが見えてくる中で、ちょっとオモシロ系のものも入れたい、となって、工面して2ページ確保しました。特集全体の深さを増してくれました! https://t.co/2JREK6ldfs
— 渡辺朗典 (@nabe_routen) 2017年4月7日
これは『小学一年生』5月号38~39ページの「びっくり! やさいでがっき」についてのツイート。
「企画当初は入っていなかった」という裏話は、編集部スタッフでも担当者以外は知りませんでした! 編集長の本音を知りたい、とスタッフもチェックしているというウワサもあります。
■ときには付録のオリジナル動画もアップ!
さらに……なんと渡辺編集長自作の、『小学一年生』6月号付録を使った動画がアップされました。
6月号ふろく「むしめがねそうがんきょう」でコマ撮りアニメを作ってみました🤗
編集長ってヒマなんでしょ?と思われそうだなあ😅 pic.twitter.com/t4L21psudE— 渡辺朗典 (@nabe_routen) 2017年5月8日
投稿された日から判断するに、ゴールデンウィークがよほどヒマだっだのでしょうか。いやいや、『小学一年生』編集長の辞書に「ヒマ」の文字はございません。超多忙な中、寝る間も惜しんで制作したことと思います!
6月号付録「へんしん! むしめがね そうがんきょう」と「小学館の図鑑 NEO ミニ 草花と虫」のコミカルなコラボレーションによる、20秒のオリジナル動画。
「へんしん!むしめがね そうがんきょう」の構造の面白さを分かってほしい!、図鑑をいっしょに持ってお出かけしてね! という声が聞こえてきそうな、ストレートなメッセージのこもった映像です。
■『小学一年生』とは関係ないツイートにもご注目
また、『小学一年生』とは直接関係のないプライベートなツイートも見られます。
今日読んだ本はこれ。3年生。
本は多めに持って行って、クラスに行ってから子どもを見てなんとなく決めてます。1冊は長めので2冊目は中ぐらいか短めの…と。今日はたまたま長谷川先生のが2冊になりましたね。宮西達也さんの「シニガミさん」は私が3年生に読むことが多い本。 pic.twitter.com/m4rhdnFE0q— 渡辺朗典 (@nabe_routen) 2017年3月23日
小学生のお子さんをもつ渡辺編集長は、お子さんの小学校で読み聞かせボランティアに参加しているそうですよ。
ここではとても紹介しきれませんが、渡辺編集長はほぼ毎日、何かをつぶやいています。この先、飽きてパタリと投稿が止まる可能性もなきにしもあらずではございますが、『小学一年生』のこと、本づくりへの情熱、いまを生きる子どもたちに思うことなどを発信していく予定です。
さらには読者へのリプライも驚くほどたくさん! よろしければ、フォローしてあげてください。
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(ライター/菅原裕佳子)