良い子の学習雑誌『小学一年生』の付録が、テクノ音楽好きな人たちに、熱く支持されているということをご存知でしょうか?
昨年は、『小学一年生』5月号付録「ドレミファ ピアノ ペンケース」を、見事に改造した動画が話題となりました。
その改造をしてくれたBakaOscillator (バカオシレーター)さんが、今年も5月号付録「ドラえもん うたって!こえピアノ」でやってくれました!
おおお! か・・・かっこいい!!!
電池駆動の小型電子楽器を使用し、テクノから童謡、果ては演歌を演奏したり、と多種多様な活動を行っているBakaOscillatorさん。
このキュートな付録を、どのように改造したのか、今年もサイトで紹介します!
※BakaOscillatorさんは、専門の知識・技術を持って改造しています。編集部は、付録の改造を推奨しておりません。
今回使用されたパーツは、アウトプット用の10KΩボリュームが一個、スイッチ付ジャックが2個。1つは出力用、もう一つは録音用です。
ツマミは本体の色と合わせたそうです。
まず、裏のネジを12本全部外しました。数が多く小さいので無くさないように注意が必要だったそうです。
内部のスイッチはマイクのゴム接点が小さく、外れやすいので、こちらも無くさないように注意します。
部品は無くさないようにまとめておきます。今回は去年の5月号付録「ドレミファ ピアノ ペンケース」を使ったので便利だったそうです。
本体を開けたら基盤を外します。左側がマイク部と操作スイッチ類、真ん中が鍵盤接続とスピーカー、右側がピアノ部と録音部です。
今回はマイクとスピーカーを改造します。他の線を切らないように注意しながら進めていきます。
マイクは基盤に直で付いているため、配線が少し難しいようです。そのため、基盤の一部パターンをカッターで切断し、ヤスリでむき出しにしたとのことです。
そして、部品を半田付けします。
細かい場所なので他の箇所まで切らないように注意が必要でした。
先ほどのマイク部にジャックを、スピーカー部にボリュームとジャックを半田付けします。
ボリューム部分を収めるには、中が狭く蓋が閉じられないため、電池ボックスの上部分を切りとりました。
上面に穴を開け、ジャックとボリュームを取り付けます。
フタをしてネジ止めして完成!!
反対側から見たところです。左側が出力用、右側がマイク用になっています。
スイッチ付きジャックなのでプラグを差し込むと、スピーカー、マイクがそれぞれオフになります。
本当はマイクにもボリュームをつけたかったそうですが、中のスペースが若干足らずに涙ながらに断念したそうです(^^)
ボリュームは考えて取り付けないとドラえもんが乗らなくなるので注意、とも教えてくださいました。
この工程を知った上で、改めて動画を見ると、さらに楽しめますよ!
子どもたちはもちろん、大人たちにも、こんなふうにして『小学一年生』を活用してもらえているのは本当に嬉しい限りです! これからも小学館の学習雑誌『小学一年生』は日本中に、ぴっかぴかをお届けしていきます。
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