“モンタージュ遊び”が楽しめる! 人気イラストレータが手がける仕掛け絵本

切ったり、貼ったり、めくったり…。小学館の幼児向け月刊誌『幼稚園』で2018年4月号から始まり大好評いただいているのが、絵本でさまざまな遊びを体験する、その名もずばり「おあそびえほん」です。月替わりで人気アーティストによる作り下ろしを楽しめる、なんとも贅沢な企画。

7月号は、装画や絵本、テキスタイルなど、あたたかみのある画風で多くのファンを魅了する、イラストレーターの福田利之さんによる「あかちゃん だいへんしん」です。さあ、どんな仕掛けが待っているでしょうか?

めくればめくるほど、発見がある!

それでは動画をご覧ください。このように、ページを3つに切って、モンタージュのような遊びを楽しめますよ。

赤ちゃんが大事そうに手に持っていた卵が、ページをめくるとヒヨコに早変わり! かと思ったら、ひげを生やしたお父さんが、いつのまにかおしゃぶりをくわえていたり。

あちこちのページをいったりきたり、めくればめくるほど、何通りもの顔に出会える意外性は、紙の遊びならではです。

本誌には「ソフトクリームを なめて りょうほうの めを あけながら リボンをしているひとは どこ?」などの「お題」も出ていますよ。お子さんといっしょに、めくりながら「こたえ」を見つけてくださいね。

作品にこめられたメッセージとは?

ページを切る前は、もちろんごく普通の赤ちゃんや子ども、お父さん、お母さんの顔の絵です。じつはこの“モンタージュ遊び”には、作者の福田利之さんの深いメッセージがこめられています。

本誌には「みんな さいしょは あかちゃんで こどもに なって そして いつか おとなに なります。その ながれを えがいてみました。かおは だんだん かわっていくけれど、あなた じしんは、ずっと あなたです。あかちゃんに もどってみたり、おとうさんに なってみたり、いろいろ かおを へんしんさせて あそんでみましょう。」という言葉が寄せられています。

お子さんが楽しめることはもちろん、大人も、心はいつでも子どもに戻れることに気づかせてくれるモンタージュ。親子で遊びながら、おうちの方の子ども時代の話をお子さんに聞かせてあげるのも素敵ですね。

 

絵本で感じて、絵本でひらめく。『幼稚園』はこれからもたくさんの「遊ぶ絵本」をお届けしていきます。どうぞご期待ください。

(ライター/菅原裕佳子)

 

『幼稚園』2018年7月号の情報はこちら

付録は「ねらえ! 4れんぱつ しゃてき」!園児の知育学習雑誌『幼稚園』7月号
園児の知育学習雑誌 幼稚園  2018年7月号 2018年5月31日発売 特別価格950円(税込) ...

 

【関連情報】

【速報】『幼稚園』8月号の付録は「ポケットモンスター きのみ おとどけゲーム」
小学館の知育雑誌 幼稚園  2018年8月号 2018年6月30日頃発売 特別価格 960円(税込) 付録 ポケットモンスタ...

注目記事

\最新情報は公式Xから/

最新記事

もっと見る

SNS

幼稚園

人気記事ランキング

人気者ぎっしり、ふろくバッチリ! おけいこも!

楽しくて思いっきり遊べるふろく、テレビで大活躍の人気キャラクターたち、充実の知育コーナー。

これ1冊に、遊びと学びがぎっしり詰まった、ちびっこたち大満足の雑誌です!