おうちでご当地COOKING#8「山形県 芋煮」

山形県 芋煮

誌面でご紹介した芋煮は、江戸時代に最上川舟運の終点だった山形市西北にある中山町長崎付近で始まったといわれていますが、その後、徐々に山形県内に広がって、現在では県全域で、地域ごとさまざまな具材や味付けで楽しまれています。

 

コロナ禍になる以前は、毎秋、9月の敬老の日の前日に、山形市の馬見ヶ崎河川敷を会場にして「日本一の芋煮会フェスティバル」を開催。なんと直径6.5mもの大鍋で、約3万人分を超える芋煮を作ってふるまっていたそうです。

 

WEB版では、地域ごとの具材や味付けについて、まずは解説しましょう。

 

芋煮の味はエリアごとに具材も味つけも違います!

山形県は、その地勢や江戸時代の幕藩体制のなごりから、方言や食べ物、文化も少しずつエリアごとに異なります。そのため、大きく4つの地域に区分されています。

それは、芋煮発祥の地で県中央部にある「村山エリア」、県の北東に位置する「最上エリア」、県南部の「置賜エリア」、そして、県の北西で日本海側に面した「庄内エリア」の4か所です。

 

 

どのエリアの芋煮にも、里芋と長ネギは定番で入っていますが、肉などの具材や、味付けが微妙に異なります。その違いは以下の通りです。

 

●「村山エリア」と「最上エリア」→牛肉で醬油味

 

↑誌面で紹介した村山エリアの芋煮です。

 

●「置賜エリア」→牛肉で醬油味だが、かくし味に味噌が使われる

 

●「庄内エリア」→豚肉で味噌味

↑庄内エリアの芋煮です。

 

どれも本当においしそうですよね!

具材は、ほかにニンジンや大根、きのこ、こんにゃくなども入ります。皆さんのご家庭でも好みの具材を入れて楽しんでみてください!

 

「おさけとおりょうり ダエドコ」では、山形料理を堪能できます!

ところで、今回で芋煮の作り方を教えていただいた「DAEDOKO(ダエドコ)」さんは、JR東京駅の目の前にある丸ビルの6階にあります。

 

誌面では、お店のデータしかご紹介できませんでしたが、このお店は山形の天童温泉にある老舗旅館「桜桃の花 湯坊いちらく」の直営店で、「ダエドコ」とは山形の方言で「台所」の意味。店内は木の温もりに溢れていて、ゆったりと落ち着いて料理を楽しむことができます。

 

店内では、山形の自家農園で採れた新鮮な野菜をはじめ、山形から直送された米沢牛や日替わりおかず(魚・肉)セットなど、山形の豊かな食材で作られた多彩な料理が味わえます。

もちろん「芋煮」も定番で、一年中味わえますよ!

写真は「Daedokoランチ」。いも煮と選べるおかずのセットで1150円(税込)。

 

ほかにも米沢豚のロースかつや、山形牛のハンバーグが楽しめるランチが用意されていて、どれもリーズナブル。もし近くに足を運ばれたときは、気軽に立ち寄ってみてくださいね!

 

お店の料理によく合う、山形の地酒やクラフトビールも用意されているので、本当はディナータイムに訪れていただきたいところですが、現在(2021年9月30日現在)は昼のみの営業となっています。

 

 

DAEDOKO

東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル6F

☎03-3212-3313

昼間の営業は11:00~15:00(L.O.14:30)

https://daedoko.com/

 

協力/山形県

撮影/尾島翔太 取材・文/山津京子

 

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