2020年1月17日(金)にオープンした「サイバラ酒場 feat.高須院長」が、大好評のうちにとうとう最終日を迎えました。
最終日の2月16日は、日曜日にもかかわらず予約でいっぱい。
店内はお客様であふれています。
イベント等で幾度もお会いしたことがある方もいらっしゃれば、最終日だからと大事な予定をキャンセルして来店される方もいらっしゃいました。
思い返せば、実に濃い1か月間でした。
オープン前日の1月16日(木)、普段あまり出向かない歌舞伎町に、しかも、当時、私(ライター・内田萠)はまだ「西原理恵子・初心者」の状態で、ドキドキしながら足を踏み入れたことを、昨日のことのように思い出します。
サイバラ酒場のあたたかい看板を見つけて、それだけでちょっとほっとして。
店内に入ると、漫画家・西原理恵子の世界観であふれていて、西原さんのイラストは愛らしく、メニューを見ては楽しくて。
「こんなに素晴らしいお店が1か月限定だなんてもったいないなー」なんて、すでに1か月後のことを考えたりして。
まさかの高須院長来店に小学館担当編集者も驚いた「プレオープンパーティー」、
西原さんの名物担当編集者4氏がご接待した「昼から煮え煮え!飲み会」、
西原さんのご子息も登場した高須院長お誕生日&『ダーリンは74歳』発売パーティー、
さらに、喪黒福造を生描きしてくださった藤子不二雄A先生のご来店…と、
開催中はイベント盛り沢山で、私も、時に取材ということを忘れ、存分に楽しませていただきました。
そして、最終日の2月16日(日)。
午後7時前に伺うと、すでに西原さんがいらっしゃいました。
店内はいつも笑顔であふれていて、皆さん本当に幸せそうで、「西原さんが幸せを分けてくださっているのではなかろうか」と神々しく見えるようになってきまして…
今や私も、すっかりサイバラ教(狂?)の信者です。
西原さんは、いつものように、お客様に快くサインや写真撮影をして、交流を深めています。
銀玉親方もサプライズ来店!
半ばごろには突然、西原さんと親交の深い銀玉親方こと山崎一夫さんも来店しました!
お客さんはもちろん、西原さんにも秘密だったようで、店内は大賑わい。
親方も「名物! ダーリン寿司茶漬け」をご堪能されていました!
養老乃瀧さんから粋なプレゼント!
そして、大いに盛り上がる中、養老乃瀧さんからこれまたうれしいサプライズが!
なんと、皆さんに、豪華な鯛釜めしがふるまわれたのです!!
さすが、老舗・養老乃瀧さん! 太っ腹!!
日に日に面白くなっていった店内
取材なんていいから、あんたも飲みなさいよ、
という西原さんのお言葉に甘えて美味しいお酒と食事に満たされながら、ふっと店内を見わたすと、
日に日に増殖していった西原さんのサインやユーモラスなイラストが至るところに見つかり、
翌日には全て剥がすのかと思うと、寂しくて仕方がありません…
しかし、ここで朗報が‥‥!
ドーン!!!!
大阪での開催計画進行中!!!!
▲左は、望んでか望まずか(?)サイバラ酒場を担当してくださった養老乃瀧の偉い方!
大阪にある養老乃瀧さん運営店舗にて、「サイバラ酒場」第2弾を開催すると発表されたのです!
笑いとタコ焼きに厳しい大阪で「桜吹雪! 愛がべたべたタコ焼き」は果たして受け入れられるか…
などなど心配はありつつも、大阪限定の楽しいイベントも、きっとあるはず!
この日も遠方から来られていた方もたくさんいらっしゃいましたが、皆さん次の展開を心から待ち望んでいるようでした。
続報はこちらの「サイバラ酒場」サイトや、小学館の西原担当のTwitterにて発表されるそうですので、お楽しみにー。
最終日の終盤、西原さんは、「30年間(漫画家として)やってきたけれど、皆と一緒に年をとっていくのがうれしい」とおっしゃっていました。
「前に転んだり、後ろに転んだり、皆人生同じように色々と嫌な目にあってきて、
それでこんなにたくましくも図々しいおじさん・おばさんになったりして。
でも、それでも生きてて、楽しくて。
55歳になってこんなに幸せになりまして、本当に皆さんのおかげです。
毎日キラキラ輝いてないとやってられるか、バカやろう。
こうして居酒屋で管を巻きながら、70歳、80歳、90歳まで、皆で楽しく生きていこうと思います」
こちらは、“ 高須院長お誕生日&『ダーリンは74歳』発売記念パーティー ”でのお言葉ですが、「一緒に」や「皆で」というお言葉に、西原さんの人間性やお人柄があらわれているように感じます。
毎日キラキラ輝くために、70歳、80歳、90歳まで、皆で楽しく飲みましょうか。
また、サイバラ酒場で(笑)
まずは東京・歌舞伎町における「サイバラ酒場 feat.高須院長」にて、最高に幸せな時間を、皆さま、本当にありがとうございました!
文:内田萠
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