馬、ダチョウ、ライオン、いずれも、大草原をさっそうと駆けて行くイメージがありますよね。では、その3種類の動物が、「短距離走」をすると、どんな順位になるのでしょうか?
小学館の学習雑誌『小学一年生』2016年4月号の巻頭特集「はやい! のんびり!? どうぶつスピードくらべ!」では、それぞれの動物が、おおよその最高速度で10秒間走ったと仮定したときの移動距離を紹介しました。
どの動物が1位になったのでしょうか? 気になる、その結果をご紹介します。
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■1位は、納得のダチョウ!
最高速度で10秒間走った時、1番速いのは、ダチョウです。なんと、222メートルも進んでいるそうです。
長く細い足は、確かに、見るからに速そうですよね。
■2位は、妥当な馬!
2番目に速いのは、馬です。189メートルもの距離を10秒で一気に駆け抜けています。
さっそうと駆けて行く映像を思い浮かべて、ダチョウよりも速そう!?と思った人も少なくなかったかもしれませんが、30メートルも離されているんですね。
■ビリは、意外なライオン!
野生の動物・短距離走で、残念ながらビリとなってしまったのは、ライオンでした。10秒間に約179メートル走るそうです。
百獣の王として素早い動きで勇敢に狩る姿をテレビで観ることもありますが、スピード自体は、ダチョウや馬に負けているのですね。
以上、馬、ダチョウ、ライオンの「短距離走」の結果発表でした。やはり、追う者よりも、追われる者のほうが必死度がはるかに高く、足もどんどん速くなっていくのかもしれませんね。
筋骨隆々のライオンが一番ビリ、というのは意外だったのではないでしょうか? もちろん、ビリとは言っても、動物界全体の中ではじゅうぶん速いほうなのは確かです。百獣の王といえど、上には上がいるということですね。
小学館の学習雑誌『小学一年生』2016年4月号の巻頭特集「はやい! のんびり!? どうぶつスピードくらべ!」では、
他にも、
・コウテイペンギンが10秒間に泳げる距離、ハヤブサが10秒間に飛べる距離
・カメレオンの一瞬の動き
・どうぶつの1日の過ごし方
などを紹介しています。
小学校入学で、お子さんの生活リズムが変わる時期です。動物の時間の感覚を親子で見ながら、時間の使い方について話し合ってみるのもいいかもしれませんね。
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