小学校に入学して、まず習うのがひらがな。すべての勉強の基本ですね。
大人なら当然、誰でも書ける文字ですが、さて、あなたはすべてのひらがなの書き順を正しく教えることができますか?
「ひらがなぐらい楽勝でしょう」という方、いえいえ、意外と間違って覚えたままの大人も少なくないのです。そこで小学館の学習雑誌『小学一年生』に毎月ついてくる別冊「まいにちドリル」から、「大人でも間違えやすいひらがな」をピックアップしました。あなたのふだんの書き順は、正しいですか? それとも…?
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■「も」は縦が先? それとも横から?
もっとも間違えて覚えられているひらがなのひとつが、この「も」。「横、横、縦」の順番だと信じていませんか?
正解は、「し」に似た形の“縦”が1画目です。
もし子どもが間違って書いていたら、きちんと指摘してあげたいですね。
■「や」の二画目、三画目は?
「も」と同様に、不正解率が高いのが「や」です。
「つ」に似ている1画目まではよいのですが、左側の長い棒を2画目に書いているなら、いますぐ直しましょう。右側の短い棒を2画目に書くのが正解です。
子どもは、「か」と形が似ているように感じて、混乱することがあるようです。「か」は左側の長い棒が2画目ですから、こちらも気をつけてくださいね。
ほかにも、「ら」「ふ」「せ」など、意外と間違った書き順で覚えてしまっているひらがなは少なくありません。子どもの頃に覚えたことを大人になって直すのは、至難の業。
最初から正しく学び、しっかり定着させることが肝心ですね。
小学館の学習雑誌『小学一年生』4月号の学習別冊『まいにちドリル』では、ひらがなの書き順をはじめ、数字の書き方や数の数え方など、勉強の“はじめの一歩”をサポートしています。
『まいにちドリル』は、国語と算数を1日1ページ、交互にやるだけ。「このぐらいすぐ終わるよ!」と気軽に取りかかれるボリュームです。ちょっと簡単と思えるぐらいのほうが、家庭学習の習慣づけには向いているのです。
また、ドラえもんたちといっしょに楽しみながら学べるのも、『小学一年生』ならではです。
大人でも間違いがちなひらがなの書き順を子どもに聞かれる前に、ママもこっそり確かめてみてくださいね。
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(ライター/ 菅原裕佳子)