小学校の新入学にともなって、登下校など子どもだけでの行動が増えますね。通学路の下見や交通ルールのチェックは済んでいますか。
小学館の学習雑誌『小学一年生』の保護者向け別冊『HugKum』では、新1年生が気を付けたい交通安全のポイントを、セコム株式会社 IS研究所主務研究員の舟生岳夫さんに詳しくうかがっています。
そのなかから、子どもがより安全&安心な毎日を過ごせるように、親子で話し合っておきたいポイントを取り上げてみます。
■3つの言葉でルールを確認
おうちの方が送り迎えしていた幼稚園・保育園と違い、入学後は交差点を渡るのも子どもだけ。子どもの交通事故は、安全確認を徹底することでリスクを減らすことができます。
安全確認を習慣づけるためにも、わかりやすい3つの言葉で子どもに注意ポイントを教えましょう。
1.立ち止まる
信号機があってもなくても、横断する前は立ち止まる。
2.よく見る
左右をよく見て、車や自転車が来ないか確認する。
3.無理しない
信号が変わりそうなときは、無理せず待つ。
警視庁のレポートによると、1年生の事故は「歩行中」に多く発生しているそうです。原因の多くは、「子どもの飛び出し」によるもの。
女の子より動きが活発な男の子のほうが、2倍以上も発生件数が多いそうなので、男の子は特に注意したいですね。
また、事故の半数は「自宅から500m以内の場所」で起きているので、よく知る近所の道でも注意が必要です。
小学館の学習雑誌『小学一年生』4月号の保護者向け別冊『HugKum』では、交通安全に加え、子どもの防犯対策についても詳しく解説しています。
お子さんの事故や事件を未然に防ぐためにも、早めにぜひチェックしてみてくださいね。
(ライター/香川妙美)