幼児教育のプロが指南
ふろくは遊び方しだいで、もっと楽しく! もっと学びに活用できます。
ここでは、お子さんの発達をふまえた遊び方や言葉かけをプロがアドバイス。
おうちの方と一緒に、楽しく遊んで学びましょう。お子さんの力がぐんぐん育ちますよ!
2026.12・1月号
アンパンマン
おふろで やきたて パンやさん
アンパンマンたちのパンと、プラスチック製トレー、おふろの壁に貼れるポスターの3点セット。パンはアンパンマンミュージアム内の「ジャムおじさんのパン工場」で販売されているものと同じデザインです。おふろに浮かべたり、ポスターに貼ったり、トレーに並べたりして、パンやさんごっこを楽しめます。
◇基本のあそび
おふろの壁にポスターを貼り、おうちの方とパンやさんごっこをしましょう。
おうちの方がお客さんになって「パンを3個ください」と注文したら、お子さんと一緒に「1、2、3」と声に出してかぞえながら、パンを取ってトレーへ。
役割を交代したり、注文する数を変えたりしながら、遊びの中で楽しく数に親しみましょう。
◇言葉がけのヒント
「パンをかぞえるときは、1つずつ指をさしながら『1、2』と言ってみるよ」
数をかぞえるときは、手と目と口の動きがそろうことが大切です。まずは、おうちの方が指をさしながらかぞえる様子を見せてあげましょう。
「パンはふわふわだね」「お湯をぐるぐるかき混ぜよう」
生活の中で積極的にオノマトペ(音や動き、状態などを音で表した言葉)を使ってみましょう。
「いらっしゃいませ」「パンをください」「どれにしますか?」
お店で交わされるやりとりを、ごっこあそびの中で楽しんでみましょう。
◇発達のアドバイス
<1歳>
ぷかぷか浮かぶパンを手に取り、ふわふわした感触を一緒に味わいながら、言葉にしてみましょう。
「ふわふわだね」
「お湯にぷかぷか浮いているね」
オノマトペを使うことで、ものの様子がいきいきと伝わり、言葉表現も豊かになります。
<2~3歳>
形や色、ものの特徴など、目で見たことを言葉にしてみましょう。
「頭がとんがっているね」
「アンパンマンのほっぺはぷくぷくしているね」
お子さん自身がどんな言葉で表現するかにも注目してみましょう。正しさにこだわらず、お子さんなりの表現を楽しんでください。
◇遊び方のヒント
〇だれかな だれかな
パンをすべて裏返して、おふろに浮かべます。
「ばいきんまんはどれかな? これかな?」などと言いながら、パンを1つ表に返してみましょう。
「ぶっぶー。はずれ〜。ドキンちゃんでした!」
はずれたら、また裏返して浮かべます。
「次はカレーパンマンを探そう。どれかな〜」
「これだ!」
裏返してみましょう。
「当たり〜! ピンポンピンポン!」
当たったパンは、おふろポスターに貼り付けましょう。

〇かくれんぼしてるのだあれ
おうちの方が、パンをおふろのふたや壁などに貼り付けて隠します。その間、お子さんは目を閉じます。
「もういいかい?」
「まあだだよ」
「もういいかい?」
「もういいよ。目を開けて。アンパンマンたち、どこにいるかな? 見つけてね」
「アンパンマン〜。どこですか〜?」
パンを見つけたら、トレーにのせます。
全部見つけたら、
「数えてみよう。いくつあるかな?」
1つずつ指をさしながら、「1、2、3」と声に出して、おうちの方がかぞえて見せてあげましょう。

教えてくれたのは

こんぺいと幼児教室 教室代表・斉藤明美さん
食べることを通して子どもたちの五感を育む「台所のある幼児教室」。食育を中心として、楽しい! もっとやりたい! と子どもが夢中になって活動する経験を重ね、「学びに向かう力」を育てていきます。
イラスト/AZU 構成・文/株式会社こんぺいとぷらねっと
