「子どもでも作れる料理のレシピってないかな?」「そろそろ親子で料理をしてみたいな」そんな園児ママから大好評をいただいているのが、小学館の園児向け月刊誌『幼稚園』の「てあそびおやつ」コーナーです。
毎月、楽しい料理をおしえてくれるのは、料理創作ユニットのGomaのおふたり。2018年9月号では、目にも涼しげな「カラフルジュースしらたま」をご紹介します。
■まぜる、こねる、丸める…遊び感覚でおやつ作り
「小さいころにお母さんと作った白玉の味、懐かしいなあ」というおうちの方も多いのではないでしょうか。
今回は、いつもの白玉にほんのひと手間加えて、フルーツ白玉を作ります。生地に混ぜるのは、ぶどうや野菜、オレンジなどの100%ジュースがおすすめですよ。「白玉」といってもピンとこないお子さんも、「ジュース」と聞けば「ジュース入れたい!」「こねたい!」と身を乗り出してきそうです。
お子さんにとって、生地をこねたり、丸めたりする作業は、粘土遊びや砂場遊びの延長ですね。特別な道具もいらないので、安心して任せることができます。
お鍋で生地をゆでる過程は大人の方にしていただきますが、「熱湯は危ない」「火に近づくのは危ない」という知識を体験のなかで学ぶ機会にもなりますね。
■いっしょに「食べる幸せ」をかみしめたい!
カラフルな白玉が完成したら、まずはそのまま何もつけずに食べてみましょう。ジュースを混ぜた白玉は、それぞれどんな味がするかな? お子さんだけでなく、大人までもが食べ比べにワクワクしそうです。
もちろん、ご紹介した写真のように、アイスやあんこを添えれば、リッチなデザートに早変わり。秋のお月見は、「カラフル白玉」でインスタ映え! もおすすめですよ。
親子で料理をすることは、共同作業を楽しみ、達成感を味わい、「食べる幸せ」を実感する第一歩ともいえます。お子さんにできることが限られている時期にぴったりな「てあそびおやつ」で、これからもさまざまなメニューに挑戦してみてくださいね。
(ライター/菅原裕佳子)
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