秋になると気持ちのいい風がふいてきて、外に出て走り回りたくなります。そんなとき、持っていくと楽しいのが『幼稚園』2019年10月号「ぺぱぷんたす」の「ころころぐるま」。絵本作家・かこさとしさんが教えてくれた、風と遊ぶ紙のおもちゃです。
「ころころぐるま」は、『幼稚園』10月号の最初のページについている水色の紙を使って作ります。裏はきれいなピンク色のこの紙から、大小2種類の大きさの、3つの円が切り取れます。それぞれの円の中にある三角を、内側、外側と交互に折っていくと、ちょっと不思議な形のくるまができあがります。
■風の力を利用するとどんどん転がる!
さっそく転がしてみましょう。でも風の吹いていない部屋の中では、うまく転がりません。というわけで、かみのかみさまソビーとワッキーが、魔法で風を起こすと…?(笑) 止まっていた大きなくるまが、起き上がって動き出しました!
次は、だれのころころぐるまがいちばん長く転がるか、競争です。勝ったのは、なるくん!
今度は外でやってみましょう。ころころぐるまを転がしてみると、風がどこからやってきて、どのくらいの速さで吹いているのかがわかります。よーく観察してみると、今まで気づかなかった風のすがたが見えてきて、いろんな発見がありそうです!
■たくさん遊んだらオリジナルの紙でも作ってみよう
『幼稚園』10月号についているころころぐるまの紙は、ソーダボールという厚紙(大和板紙)。さわやかな水色の表面のムラは1枚ずつ全部違います。たくさん転がして遊んだら、次は自分の好きな色やもようの紙で、オリジナルのころころぐるまを作ってみてください。もっと薄い紙でも大丈夫です。
たくさん作ったら、外に出て思いきり風といっしょに走り回って遊びましょう。もちろん、車や人には十分注意して!
そして、みなさんのころころぐるまの写真や動画を、#ぺぱぷんたすのハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿していただけたらうれしいです。『幼稚園』アカウントでご紹介します。
(ライター/いしださなえ)
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