夏の暑さがようやく去り、食欲がわいてくる時期ですね。小学館の園児向け月刊誌『幼稚園』2019年10月号では、ほかほかとあったかくてお腹にたまる、「おさるのごへいもち」をご紹介します。
お米の甘味と味噌のしょっぱさが絶妙な秋のおやつは、くせになるようなおいしさ。今回のレシピは工作の要素もあって、楽しさいっぱいです。「てあそびおやつ」に初登場のモデルのマックスくんも、一生懸命つくってくれました。
■すりこぎで、くるみやごまをすりつぶしてみよう!
ごへいもちをつくるときの最初のポイントは、「くるみとごまを丁寧にすりつぶす」ということ。すり鉢にいれたくるみやごまを、すりこぎですりつぶしていきます。すりこぎをぐるぐる回す作業は、ちょっぴりコツがいるので、おうちの方が手伝ってあげましょう。
すりつぶしながら、くるみやごまの香ばしい匂いが漂ってくるのも、手づくりならではです。
■お餅つきのように、ご飯をつぶして成形しよう
ふたつ目のポイントは、炊きたてのご飯をつぶして、握っていく作業です。
お餅つきの要領で、ご飯のつぶつぶが残る程度に、すりこぎでペッタンペッタンとつぶしていきます。炊きたてのご飯はとても熱いので、軍手をはめるのがおすすめですよ。
さらに、ご飯をわりばしにくっつけるときは、ご飯が手につかないように、手を水でぬらしてから。成形は、おさるの顔をイメージしながら、ギュッ、ギュッと力を入れて握りましょう。味噌だれがぬりやすいように、平らにするのも大事ですよ。
※トースターで焼いた後は柄がとても熱いのでご注意ください。
■おさるさんの顔づくりは工作感覚で
仕上げは、おさるの顔づくり。スライスチーズや海苔を使って、おさるの顔や目、鼻、口を作っていきます。
顔にするのは、ネコやウサギ、はたまたパパやママでも、自由に遊び感覚で楽しみましょう。
海苔はハサミを使わず手でちぎると、味わい深い顔が出来上がりますね。
焼き上がった「おさるのごへいもち」は、香り高い甘じょっぱさが後を引きます。
ボリュームがあるので、お昼ご飯にもぴったり。休日のひとときを、お子さんとゆったり、おいしく過ごしてはいかがでしょうか。
みなさんオリジナルのごへいもちができたら、ぜひ #てあそびおやつのハッシュタグをつけてインスタグラムに投稿してください。『幼稚園』アカウントでご紹介します。
(ライター/菅原裕佳子)
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