凧あげ、羽根つき、カルタ取り。日本にはさまざまなお正月遊びがあります。
『幼稚園』2020年1月号では、昔ながらのお正月遊びをご紹介。イラストレーターのいぬんこさんが「ふくわらい」と「たこ」を作ってくれました!
■「ふくわらい」で、笑いが止まらない!
「ふくわらい」は、めかくしをして、目や鼻や口などのパーツを顔の上に置いていく遊びです。何度やっても全然違う、とてもおかしな顔が出来上がって、みんなで大笑いできます。
「笑う門には福来たる」。お正月にぴったりですね。
これが、いぬんこさん作の福笑い。このベースとパーツをダウンロードできます。印刷して遊んでください。
■つるの頭がついた不思議な凧を上げてみよう
お正月の遊びの定番、凧上げ。晴れた元旦に外に出て、広いところを走り回って上げるのは本当にいい気持ちです。
いぬんこさんが作ったのは、鶴の頭がついていて富士山の形をした、鳥みたいな凧。干支のねずみもいて、ちょっと不思議だけど、なんだかとっても縁起がよさそうです。軽くてよく上がるので、どこでも遊べます。
自分で紙に絵を描いて、いぬんこさんの凧と同じように折って、オリジナルの凧を作ってもいいですね。お正月に世界に一つしかない自分の凧を上げてみてください!
いぬんこさんの凧のダウンロードはこちらから。鶴の頭は、福笑いのパーツのシートに入っています。凧の折り方は、『幼稚園』1月号の33ページで詳しく説明しています。
■お正月遊びにこめられた意味とは
昔からあるお正月遊びには、いろいろな思いがこめられています。凧上げは子どもの元気な成長を、コマまわしは独り立ちを願う遊びです。そして、福笑いは招福、羽根つきには厄払いの意味があります。
『幼稚園』1月号でご紹介したもの以外にも、お正月遊びはたくさんあります。みんなで一緒に過ごすお正月に、古くから伝わる遊びについて調べてみたり、初めての遊びに挑戦したりするのも面白いですね。
みなさん、どうぞおだやかなよいお正月をお過ごしください。
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