幼児教育のプロが指南
ふろくは遊び方しだいで、もっと楽しく! もっと学びに活用できます。
ここでは、お子さんの発達をふまえた遊び方や言葉かけをプロがアドバイス。
おうちの方と一緒に、楽しく遊んで学びましょう。お子さんの力がぐんぐん育ちますよ!
2026.10.11月号
アンパンマン
はじめてブロック! ひらめきセット
大人気知育玩具、バンダイ「ブロックラボ」15周年を記念した、カラフルブロック8個スペシャルセットがふろくになりました。
王冠とタキシードでおめかししたアンパンマンは、ベビーブックだけのオリジナルデザイン! ばいきんまんとドキンちゃんの紙製ブロックや、ブロックでいろいろな形を作って楽しめる作成レシピもついています。
組み合わせしだいで、遊び方は無限大! 自由な発想で、ブロック遊びを思いきり楽しみましょう。
◇基本のあそび
ブロックを自由につなげたり、積んだり、並べたりして形を作って遊びます。アンパンマンの顔ブロックと体のブロックを組み合わせたり、作例をまねして「いえ」や「かたつむり」などを作ったりして楽しみましょう。
◇言葉がけのヒント
「アンパンマンの顔があったよ。体はどこかな。みつけてガシャンとくっつけてみよう」
ブロックを「つなげてみたい」という気持ちを引き出すように言葉をかけてみましょう。
「これは何の形かな? 何に見える?」
いろいろな形のブロックを見せて、お子さんが思いついたことを自由に話せるように言葉をかけましょう。見立てたり想像したりする遊びにつながります。
「どうやったらうまくいくかな。もう一回やってみようか」
思いどおりにできないときは、すぐにやり方を教えるのではなく、もう一度試してみようと思えるように励ましましょう。試行錯誤する楽しさや、できたときの達成感につながります。
◇発達のアドバイス
<1歳>
ブロックをガシャンとくっつけて「できた!」という喜びや達成感を、親子で共有しましょう。
ブロックがうまくはまらなかったり、思いどおりに組めなかったりすると、大人はつい手や口を出したくなります。でも、うまくいかないことも、お子さんにとっては大切な経験です。夢中になって取り組んでいるときは、すぐに手を出さず、その姿を見守りましょう。うまくできて満足そうに振り返ったら、ニッコリ笑って「できたね」と声をかけ、一緒に喜んであげましょう。
<2~3歳>
作例を見て、「同じように作ってみたい」という気持ちが芽生えてくる時期です。「どうしたら同じ形になるかな?」と、おうちの方も一緒に考えてみましょう。
大人が「これとこれをつなげて」とすぐに答えを教えるのではなく、お子さん自身がいろいろ試したり、手を動かしたりする時間を大切にします。うまくいかなくても、何度か試して達成したときの「できた!」という喜びは、より大きなものになります。
自分でできたという達成感は、「もう一度やってみよう」「今度はこんなものを作ってみよう」という次の意欲にもつながります。
◇遊び方のヒント
〇ブロック2個で何作ろう?
「好きなブロックを2個、選んでね」
ブロックをバラバラに広げ、おうちの方が言った数だけ取ってもらいましょう。「1、2。2個取れたね」と、一つずつ指さしながら一緒に数えます。数えた数と物の数を対応させる経験が、数への理解につながります。
「ガシャンとくっつけたら、何ができるかな。やってみよう」
あとはお子さんにまかせて、自由に作らせてみましょう。
「何の形になったかな?」「何に見える?」と問いかけ、想像をふくらませます。お子さんから出てきた言葉や発想を大切に受け止めましょう。

〇「〇〇を取ってね」
おうちの方の言葉をよく聞き、言われたものを見つけて取ることで、聞く力や記憶する力を育てていきます。
「お山みたいな形のブロックと、黄色いブロック、青いブロックを取ってね」
色や形など、ブロックの特徴を言葉で伝え、お子さんに探してもらいましょう。慣れてきたら、一度に伝える特徴や数を少しずつ増やしてみてもいいですね。
「金色のブロックにアンパンマンを乗せて。オレンジのブロックにはドキンちゃんを乗せよう。うまく乗るかな?」
「ばいきんまんを黄色いブロックに乗せて、アンパンマンのところへ遊びに行こう」
キャラクターを動かしながら、お話を広げてごっこ遊びを楽しみましょう。
「おうちの人は何を言っているのかな?」と興味をもって耳を傾ける経験を重ねることも大切です。遊びの中で、人の話を聞いて理解し、行動する力につなげていきましょう。

教えてくれたのは

こんぺいと幼児教室 教室代表・斉藤明美さん
食べることを通して子どもたちの五感を育む「台所のある幼児教室」。食育を中心として、楽しい! もっとやりたい! と子どもが夢中になって活動する経験を重ね、「学びに向かう力」を育てていきます。
イラスト/AZU 構成・文/株式会社こんぺいとぷらねっと
