小学館の園児向け月刊誌『幼稚園』で連載中の 「おあそびえほん」。2018年11月号のページを開くと、なんともかわいい忍者たちが、忍法の勉強中です。
ここは、「かみにんじゃがっこう」。読者のみなさんも、紙を切ったり、折ったり、貼ったりして、忍法が体験できます!
こんな楽しい紙遊びを考えてくれたのは、漫画家、イラストレーター、アニメーターとして活躍するくりはらたかしさん。
1枚の紙にほんの少し工夫を加えることで、いろいろな形や、動きが生まれてきます。ちょっと不思議で創造性に満ちたくりはらワールドで、自由に遊んでください。
■5つの基本の忍法を、紙工作で再現!
小さな忍者たちが学んでいるのは、「がまの じゅつ」「しゅりけん なげ」「かくれみの じゅつ」「みずぐもの じゅつ」そして、「ぶんしんの じゅつ」。どの忍法も、「かみにんじゃがっこう」のページを切り取った紙で工作すると、みなさんも使えるようになります。
作り方はどれもかんたん。切り取って、山折り谷折りしたり、ちょっとのりで貼ったりするだけです。編集部でも作ってみたので、いくつかご覧ください。
「にんぽう その一 がまのじゅつ」
ガマの背中に乗って、相手を驚かせる忍法です。ガマから赤い舌がべろーん。
「にんぽう その二 しゅりけんなげ」
忍者といえば、手裏剣。鉄でできた小さい刀です。投げたら、切り株に、こんっ!
「にんぽう その五 ぶんしんのじゅつ」
1人だけだと思っていたら、同じ忍者がずら〜っと。どれが本物?
どれもシンプルな工作ですが、動かしてみると二次元の絵で見る時とは全く違う、新しい世界が広がります。自由に、いろんな動きを考えてみてくださいね!
ところで、くりはらたかしさんによると、忍者の学校の場所は秘密なんだそうです。知りたければ、「まちで にんじゃを みつけたら きいてみてね」と。
忍者にはなかなか会えないらしいですが、「かみにんじゃがっこう」で遊んだあと町に出たら、みなさん、きっと忍者を探してしまうと思いますよ。見つかるかな?
(ライター/ いしださなえ)
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