「今月はどんな紙が入ってるのかな?」と毎月心待ちにしてくれているお子さんも多い、不思議で楽しい紙遊び『ぺぱぷんたす』。小学館の幼児向け月刊誌『幼稚園』2019年1月号では「のびるかみ」の登場です。紙がのびるなんて聞いたことがないですよね。一体どんな風になるのかな? 今月も紙の神様、ソビー&ワッキーとこうぞうくんといっしょに楽しんでいきましょう!
■「のびるかみ」の正体は、身近にあるアレ!
使うのは、1月号本誌巻頭にあるこの紙。見た目はごく普通の紙と変わりませんが、正式には「ストーンペーパー」といってその名の通り「石」で作られた、ちょっと特殊な紙です。
その特長は「引っぱりに強い」「水にぬれても変質しにくい」「水中でも鉛筆でかくことができる」などなど。そんなストーンペーパーで、さっそく遊んでみましょう!
■「のびるかみ」で『幼稚園』にフリルがつく!?
まずは「のびるかみ」を本誌から切り取らずに、紙を下に向けてゆっくりと引っぱってみましょう。すると、紙なのにゴムのような不思議な手ごたえを感じるはずです。思いきり引っぱると切れてしまうので、力をゆっくり入れるのがコツですよ。
のびる紙の下の部分をのばしていくと、紙が本の表紙からはみだして、まるでスカートのフリルのように。おしゃれな『幼稚園』の完成です。
■緑と白の紙を活かしてサラダづくりも!
「のびるかみ」の性質を利用して「しゃぶしゃぶサラダ」を作ってみました。緑色の部分をちぎってのばせば、まるでレタス!白い部分は茶色く塗ってお肉に変身。ふにゃふにゃの紙は立体感が生まれて、紙とは思えないほどです。
■水をはじく!水中でかける!
「のびるかみ」の大きな特長は「水をはじく」「水中でかける」ということ。一般的な紙を水でぬらすと破れてしまうし、当然、何かをかくこともできないですよね。でも「のびるかみ」に水をたらして、鉛筆でかくと…? 紙の神様、ソビーもびっくりの動画をこちらからご覧ください。
こうぞうくんが、水の存在を忘れているかのようにサラサラとかいていたのがおわかりでしょうか。水に強いストーンペーパーは、水場の仕事やアウトドアなどのシーンで大活躍するんですよ。
環境にやさしくて便利な紙、ストーンペーパーの楽しい遊びをぜひお子さんと体験してみてください。遊びながら、「紙って種類によって、できることがいろいろあるんだね」と、お話してみてるのもいいですね。
(ライター/菅原裕佳子)
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