珍しい特殊な紙で遊ぶのは、もちろん素敵な体験。でも、どこにでもあるシンプルな紙でおもしろいことを考えられたら、それがいちばんですよね。
そこで、園児向け月刊誌『幼稚園』2019年5月号の「ぺぱぷんたす」では、「ぴょんぴょんかえる」をご紹介します。
紙を折るだけで完成する、かんたん工作。なのに遊びはじめると、やめられなくなる!
かみのかみさま、ソビー&ワッキーと、なるくんといっしょに、たくさん作って遊びましょう。
■どんどん折って、どんどん飛ばそう!
作るのは、写真のこの「かえる」たち。本誌の巻頭についている紙を使います。カラフルなかえるたちは、お腹にもきれいな模様がついているんですよ。
「ぴょんぴょんかえる」のいいところは、とにかく作りやすいところ。厚紙を線に沿って折るだけなので、小さなお子さんでも失敗しません。
ちなみに、線をシャキッとシャープに折るには、小さいかえるなら、上の写真のように爪を当てるのがコツ。大きいかえるなら、紙に定規を当てて折るのがおすすめです。
さて、下の動画では完成したかえるを3人で飛ばしていますよ。 いち、にの、さん!
動画では、なるくんが画用紙で作った池を置いてみました。このように、「かえるが池に入ったら勝ち」というルールにすると、一気に盛り上がります。
画用紙がない場合は、マスキングテープなどで線を貼って「ここを越えたら10点」「さらに2本目の線を越えたら100点」などとしてもいいですね。
■白い用紙に自分の好きな絵を描いてみよう!
かえるで楽しんだら、次はオリジナル作品を作ります。巻頭にある、かえるの模様が描いていないほうの白い紙に、好きな絵を描いてみましょう。生き物や乗り物を描いてもいいし、好きな色を塗るだけでもOK! お子さんの想像力をいかんなく発揮してほしいと思います。
入園や進級したばかりの慌しい時期は、お子さんの遊びに時間をかけられないこともありますよね。この「ぴょんぴょんかえる」なら、すぐに作れて、何度も楽しめます。お子さんとふれあう時間を有意義に過ごしたいですね。
(ライター/菅原裕佳子)
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