事前の準備で親子のお出かけをもっと楽しく!【『ベビーブック3月号』育児特集番外編Q&A】

子どもを連れての外出は、楽しい時間を過ごせると同時に、いろいろな不安もつきものです。読者の声をもとに、旅の専門家に心構えや事前の準備について伺いました。

Q.1 お出かけしてもベビーカーか抱っこばかりで自分で歩いてくれません。どうすれば自分で歩いてくれるようになりますか?(2歳5か月)

Q.2 パパと子どもだけでお出かけするとき、どんなことに気をつければいいですか?(2歳6か月)

Q.3 電車が好きな長男のために電車を見に行ったり鉄道イベントに出かけたりしていたのですが、下の子が産まれてからなかなかお出かけできずにいます。2歳児と0歳児、2人連れてお出かけする際にどんなことに気をつければいいでしょうか?

Q.4 子どもと出かける際、遊ぶだけでなく買いものなど大人の用事をしたいことも多いのですが、子どもが落ち着かなくてゆっくりできず、叱ってしまうことも多いです。どうすればお店の迷惑にならず用事を済ますことができますか?(2歳3か月)

Q.5 車で長距離を移動する際、どのように過ごせばいいでしょうか? じっとしていると飽きてしまいます。(2歳1か月)

Q.6 歩いていると急に走り出したり、道路でも構わず飛び出そうとします。飛び出しに関してアドバイスがあればぜひ聞きたいです。(1歳9か月)

Q.1 お出かけしてもベビーカーか抱っこばかりで自分で歩いてくれません。どうすれば自分で歩いてくれるようになりますか?(2歳5か月)

A.

2歳児が大人と同じペースで歩くのはなかなか難しいものです。1、2歳くらいの子が自分で歩くときは、道端で何かを発見して立ち止まったり寄り道したりしてなかなか進まない、というのが大前提。そんなお子さんのペースに付き合う余裕があるときは問題ありませんが、目的地までスムーズに行きたいときは、自分で歩かせようとしても、大人のペースについていくのは難しいでしょう。急いでいる場合は無理に歩かせようとせず、ベビーカーや抱っこで行くほうが得策です。

自分のペースでいいから歩いてほしいのに歩かないという場合は、歩かないことでイライラして「歩いて!」と強要するのは逆効果です。「あの電信柱まで歩こうか?」「あそこの花壇まで歩いてみよう」など、少し先の目標を決めながら、短い距離を少しずつ歩くようにしてみましょう。とは言え、この年齢では遊び疲れて歩けない、などということはよくあります。今は様子を見ながら、大人も子どもも無理のない範囲でがんばってみるといいですね。

Q.2 初めてパパと子どもだけでお出かけします。どんなことに気をつければいいですか?(2歳6か月)

A.

パパに限ったことではありませんが、日頃から子どもと接する機会が少ない方と子どもの二人だけで出かける際は、「言わなくてもわかってるよね」ということも一度きちんと伝えておいたほうがいいでしょう。特に気をつけるのは次の3つのポイントです。

【服装のこと】

しっかり着込んで出かけ、上着を着たまま夢中に遊んで汗だくに、なんてこともよくあります。「遊んでいて暑そうだったら脱がせてね」など、事前に伝えておきましょう。

【生活リズムのこと】

現在の子どもの生活リズムを前もって伝えておきましょう。プランを立てる時に「お昼を食べたら眠くなる」「眠くなってくると機嫌が悪くなる」というような基本的なことが頭にあると、無理のない計画が立てられますし、出先でスムーズに対処できます。

【一緒に遊ぶこと】

1、2歳くらいの子どもはまだ子ども同士だけでは遊ぶことは難しく、おもちゃの取り合いなどもよく起こります。また公園の遊具で遊ぶ場合は大人がついていないと転落などの事故の危険があります。「遊んでいる間は目を離さず、いろんな言葉をかけながら一緒に遊んであげてね」、「遊具で遊ぶときは危険がないように一緒に登るなど気をつけてね」と、伝えておきましょう。

 

Q.3 電車が好きな長男のために電車を見に行ったり鉄道イベントに出かけたりしていたのですが、下の子が産まれてからなかなかお出かけできずにいます。2歳児と0歳児、2人連れてお出かけする際にどんなことに気をつければいいでしょうか?

A.

2歳児と0歳児は生活のペースがまったく異なるので、2人連れての外出は大変ですね。上の子と遊んでいる途中でも下の子の授乳やおむつ交換などをやらなければならず、どうしても下の子に上の子が振り回されてしまうことでしょう。授乳やおむつ交換の間、できるだけぜひ上の子にたくさん話しかけてあげてください。

また、移動も大変なので、この時期はあまり無理せず近所の小さなお出かけを楽しんでみてください。そして、可能なら、たまにはパパに下の子を預けて、上のお子さんと2人でその子の好きなところに出かける「ママ独り占めの時間」を作ってあげるといいでしょう。

上の子をなるべくケアするよう意識していると、少しのお出かけでも満足できますよ。

Q.4 子どもと出かける際、遊ぶだけでなく買いものなど大人の用事をしたいことも多いのですが、子どもが落ち着かなくてゆっくりできず、叱ってしまうことも多いです。どうすればお店の迷惑にならず用事を済ますことができますか?(2歳3か月)

A.

2歳児が大人の用事に付き合うのはまだ難しいでしょう。キャラクターの楽しいカートや子ども用の小さな買いものカゴなどを用意してくれているスーパーもあるので、買いものが楽しくなるよう工夫をしてみるといいですね。

また、なるべく大人の用事を減らせるよう、買い物はネットスーパーを利用する、振り込みはネットバンキングを利用するなど、便利なサービスを積極的に取り入れてみましょう。

どうしてもやらなければならない用事がある場合は、お昼寝の時間を利用するのもいいでしょう。朝からたっぷり遊ばせて昼食を済ませると、ベビーカーでお昼寝をしてくれることがあります。その時間に合わせて逆算して行動すれば、ベビーカーでお昼寝してくれている間に大人の用事を済ますことができます。

お昼寝タイムをうまく活用するためには、日ごろの生活リズムが大切です。早寝早起きする、毎日できるだけ同じ時間に食事を摂るなど規則正しい生活を心がけていると、お昼寝する時間が一定になり、予測しやすくなります。

ある程度の年齢になると買いものなどの用事にも付き合えるようになりますので、工夫しながら乗り切ってくださいね。

Q.5 車で長距離を移動する際、どのように過ごせばいいでしょうか? じっとしていると飽きてしまいます。(2歳1か月)

A.

子どもの好きな音楽をかけて一緒に歌う、好きなアニメのDVDを見せる、タブレットを使ってお子さんの好きな動画を見せる、親子で手遊びをする、食事やお菓子を食べるなど、子どもが楽しく過ごせることを、いろいろと用意しておきましょう。それらは一度に出すのではなく、飽きたら次のものという風に、少しずつ小出しにしていくことが大切です。

また、時間に余裕をもってスケジュールを組み、こまめに休憩をとることもお忘れなく。休憩中になるべく体を動かして自由に遊ぶようにしましょう。

寝てくれると楽なので、夜寝ている間に出発したりお子さんが昼寝しやすい時間を逆算して出発時刻を決めたりするのも有効です。

Q.6 歩いていると急に走り出したり、道路でも構わず飛び出そうとします。飛び出しに関してアドバイスがあればぜひ聞きたいです。(1歳9か月)

A.

まずは家を出る前にしっかりと伝えておくこと。歩きながら話すのではなく、事前に伝えておくことが大切です。「歩くときはお手てつなごうね」「急に走り出さないでね」ときちんと伝えておきましょう。

そして、必ず手をつないでおくこと、大人が車道側に立つこと、信号待ちの際は前の方まで行かず後方に立つことを心がけて。

そうやってどんなに気をつけていても、この年齢の子どもは急に飛び出してしまうこともあります。そんな場合に備えてハーネスを利用するのもいいでしょう。なんといっても子どもの安全が第一です。最近はいろんなデザインのものが出ているので、好みものものを探してみるといいですね。

2、3歳くらいになると徐々にわかるようになって、急に飛び出すことは少なくなってきます。

 

 

古屋 江美子先生

ライター、All About「旅行」ジャンルガイド。旅行やグルメを中心にWebや雑誌などさまざまな媒体で活躍。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、子連れ旅行やお出かけの情報を発信している。

イラスト/ニシハマカオリ 構成/童夢

『ベビーブック』2020年3月号別冊付録「café BB」では、これからの季節に多くなる「子どもとのお出かけ」を特集しています。プラン、持ちもの、移動手段など読者の体験談も交えて解説しています。

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