もっと楽しく!もっと学ぼう!ふろくの遊び方 MORE ー8月号編ー

幼児教育のプロが指南

ふろくは遊び方しだいで、もっと楽しく! もっと学びに活用できます。

ここでは、お子さんの発達をふまえた遊び方や言葉かけをプロがアドバイス。

おうちの方と一緒に、楽しく遊んで学びましょう。お子さんの力がぐんぐん育ちますよ!

 

2023年8月号

アンパンマン カードがでるよ!わくわくカメラ

アンパンマンのスペシャルなカメラふろくが登場しました!ボタンを押すと、アンマンマンや乗りものなど22種類の写真カードが出てきます。「ハイチーズ、カシャ!」「みてみて! ドキンちゃんの写真が撮れたよー」撮影ごっこであそびましょう。出てきたカードの名前を答える知育あそびもできますよ。

◇基本のあそび

数枚のカードを選び、見せながらカメラにセットします。「さあ、どの写真が出てくるかな~」とお子さんに聞き、答えてもらってから「ボタンを押すよ、カシャ!」出てきた写真をお子さんに引っ張って出してもらいましょう。お子さんの答えと合っていたかな? 「あたり〜」「ブッブー!はずれ〜」クイズ形式にして、「何が出てくるかな」というワクワク感を楽しみます。

◇発達のアドバイス

1歳 くり返しあそびながら、手先の器用さを育てましょう

カメラのボタンを押すと、中からカードが出てきます。
出てきたカードをお子さんに引っ張り出してもらいましょう。
カードが出る⇒引っ張るという動作が楽しくなると、
なんども繰り返して遊ぶようになります。
やりたい気持ちを大事にして、好きなだけやらせてあげましょう。
遊びながら手指の力がついたり、器用さが育ったりします。
お子さんがやっているときはじっと見守ってあげましょう。

2~3歳 カードを見ながら、ものの名前を覚えよう

すべてのカードをお子さんと一緒に並べ、「これは、パトカー」。
「裏側は何かな?」と、裏面に描かれているものの名前も伝えます。
ものには「名前」がついていることを理解するとともに、
カメラから出てきたものの名前を知る、覚えることを親子で楽しみましょう。

 

◇さらに発展させよう

1歳 カメラのおなかにカードがぎゅ!

カメラを開いてお子さんに中を見せます。
「カメラのおなかの中、空っぽです~。ここにカードを入れてね」
「おいでおいで、アンパンマン」とおうちの方が言い、
お子さんがカードを見つけて、カメラの中に入れましょう。
おうちの方が手を添えながら、カードを「ぎゅ!」とセットします。
「まだまだおなかに入るよ。おいでおいで、ばいきんまん」
カードが何枚か入ったら、「カメラを閉めるよ、パチン」と閉めます。
「○○ちゃん、写真を撮るよ~。ハイポーズ、カシャ!」
カードを入れたり出したり、カメラを開けたり閉めたり、
たくさんあそんで、器用に動く手先を育てましょう。

2~3歳 写真カードでかるたあそび

写真カード(11枚)をすべて並べて置きます。
おうちの方がカードに対するヒントを出します。「首が長くて、4本足の、キリン」
お子さんがキリンのカードを見つけて取ります。
「鼻が長くて、お水が大好きなぞう」「白と黒のパンダ」など、
お子さんが聞いてわかるようにヒントを出しましょう。
お話をよく聞く練習にもなりますね。
また、「動物の仲間」「乗り物です」などのヒントを出すことで、
「○○と△△は動物の仲間」などと、カテゴリー分けも理解できるようになってきます。

教えてくれたのは

こんぺいと幼児教室 教室代表・斉藤明美さん
食べることを通して子どもたちの五感を育む「台所のある幼児教室」。食育を中心として、楽しい! もっとやりたい! と子どもが夢中になって活動する経験を重ね、「学びに向かう力」を育てていきます。

イラスト/AZU 構成・文/株式会社こんぺいとぷらねっと

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