今まで、水に「とけるかみ」や「くろいかみ」、「のびるかみ」など、不思議な紙がいろいろ登場した『幼稚園』の「ぺぱぷんたす」。
2019年3月号で、かみのかみさまソビー&ワッキーが紹介してくれる紙は「いろダンボール」です。付録の袋に入っている青色の紙がそれ。今までと比べると、そんなに不思議でもなさそうですが…? 今月の「ぺぱぷんたす」は、まずダンボールの仕組みをよく観察するところからスタートです。
いろダンボールと普通のダンボールを比べてみると
宅配便の荷物が入っている箱などの素材はダンボール。お家にあるダンボールと「いろダンボール」を、お子さんと一緒に比べてみてください。材質は同じですが、ちょっと違うところもありますね。
「いろダンボール」の裏側は平らではなくがたがた。でも、普通のダンボールも、横から見ると、2枚の紙の間にこのがたがたがあるのがわかります。
片側をべりっとはがして中を見たり、どうしてこんな作りになっているのか考えたり。ダンボールについていろいろ観察して、話し合ってみましょう。
ダンボールからいろんな音が飛び出してくる
ところで、このがたがたの面を見ていると、どうしてもやってみたくなるのが、ゾリゾリっと表面をこすって音を出すこと。実は今回の「紙遊び」は、ダンボールのがたがたの面を使った「音遊び」です。
指、あるいはペンなどの道具を使ってこすったり、こすり方を工夫したり、がたがた同士をこすりあわせたり。音の出し方はたくさんあります。そして、出し方によって、出てくる音も全然違うんです!
では、ソビー&ワッキーとこうぞうくんの「いろダンボール」を使った音楽会をお楽しみください。
いかがでしたか!?
楽器は「いろダンボール」のほかに、おうちにあるダンボールも使ってみるといいですね。
四角いダンボールを切り取って好きな形の楽器にしたり、がたがたの表面に絵を描いてみたりするのも、楽しいですよ!
絵を描いたり、工作したりするだけでなく、音も楽しめる紙遊び。賑やかに遊びながら、紙のこと、音のこと、いろいろな発見をお楽しみください。
(ライター/いしださなえ)
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