秋になると思い出す遊びといえば「どんぐり拾い」という方も多いのではないでしょうか。小学館の知育雑誌『ベビーブック』では、どんぐりを使った工作をご紹介しています。お子さんといっしょに公園でどんぐりを拾ってきたら、親子で作ってみませんか。
■お人形、楽器、貼り絵…どんぐりで「芸術の秋」を楽しむ
上の写真は、どんぐりのお人形です。たった1個のどんぐりで作れるので、「たくさん拾えなかった…」という日でも楽しめますよ。シールや水性マーカーなどで、どんぐりに自由に顔を描くだけで、あっという間にできあがり!モールや画用紙で手足をつけると、コミカルな印象に。
大きめの落ち葉や切った画用紙の上に、どんぐりや小さめの落ち葉などを貼る“見立て遊び”。写真のようにユニークな顔や、車や花なども自由な発想で作ることができます。種類の違う落ち葉を拾うのもポイントですね。
どんぐりをたくさん拾えたら、挑戦してほしいのがマラカス作りです。ペットボトルのなかにどんぐりを入れるだけで完成! さらにマスキングテープや荷造り用のテープなどで飾りつけをすれば、ぐっと華やかになりますよ。できあがったらぜひ音楽に合わせて鳴らしてみてくださいね。
※どんぐりの中に虫がいることがあるので、熱湯で10分未満を目安に茹で、よく乾燥させてから使いましょう。
■「自分でやってみる」気持ちを育てる
テープや落ち葉をのりで貼ったり、マーカーで模様を描いたり、どんぐりをボトルに詰めたり…。初めてのことがいっぱいのこの時期だからこそ、おうちの方はお子さんの「やりたい!」という気持ちを大切に、どんどん挑戦させてあげてください。
また、「上手に貼れたね!」「このお顔はパパにそっくりだね~」とほめてあげることが、自信にもつながります。
本誌ではそのほかにも「ケーキ屋さんごっこ」などをご紹介しています。自然のものに親しみながら、親子でいっしょに季節を感じ、楽しんでくださいね。
(ライター/菅原裕佳子)
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