映画館やテーマパークでおなじみのチュロス。片手で持って食べられるから、お子さんのおやつにもぴったりですよね。
小学館の園児向け月刊誌『幼稚園』2019年3月号の「てあそびおやつ」では、手づくりチュロスをご紹介します。
このコーナーですっかりおなじみ、あいれちゃんもノリノリでチャレンジしてくれました。
■アツアツをゴムベラでこねこね!
チュロスをつくる工程は、大きく分けると「こねる、成形する、揚げる」の3つです。
“粉もののお菓子”ですが、これまで『幼稚園』でご紹介してきた「紅白まんじゅう」や「ねじねじかりんとう」とちがうのは、チュロスは素手でなく“ゴムベラでこねる”ということ。生地はとても熱いので、こね始めはおうちの方が、冷めてきたらお子さんも挑戦してみましょう。
■アート感覚で形をつくろう!
こねあがったら、チュロスづくりでいちばん楽しい「形をつくる」作業です。まる、さんかく、うずまき…、どんな形にするかワクワクしてきますね。生地をしぼり袋に入れたら、クッキングシートの上にお絵かきや粘土遊びのイメージで形をつくっていきましょう。
あいれちゃんは初めてと思えないほど、とても上手にハート型をつくることができました。
■揚げたてのおいしさに舌つづみ!
成形した生地はクッキングシートごと、そっと油のなかへ。揚げる作業は大人の方におまかせします。160度ぐらいの低温で揚げるのがポイント。こちらの動画でおたしかめください。
揚げたては、外はカリッとして、中はフワフワ! ふだんお出かけ先で食べるチュロスとは一味も二味もちがいますよ。
そのままでもおいしいのですが、チュロスそのものには甘さがついていないので、写真のようにホットチョコレートに浸して食べるのもおすすめ。これ、じつはチュロスの本場、スペインの食べ方なんですよ。もちろん、砂糖やシナモンパウダーでもおいしくいただけます。
年度末になると毎日が慌しく、「子どもとお出かけも…」ということもありますよね。休日にお菓子づくりなら、リラックスしながら充実した時間が過ごせることでしょう。
(ライター/菅原裕佳子)
【関連記事】